他社事例を聞くときは、文化や背景も考慮する。

2024-10-24

#kintone や #Salesforce 、 #PowerPlatform 、 #生成AI など、他社の #活用事例 を調べることが多いです。目的は、自社の参考にするため。ただ、事例を鵜呑みにしないようにしています。ツールの効能以上に、企業の組織事情や文化等が成果に影響しているためです。

▼たとえば、営業ログの入力徹底。

#顧客管理 や #営業管理 のツールを入れた時、大きな課題になるのが「入力徹底」です。顧客情報や商談ログなどの情報を、現場の営業が入力しない。そのため「ツールの◎◎導入で入力が徹底された」という事例をよく見かけます。このとき、ツールの効能がどこまであったのか冷静に確認する必要があります。

▼ダイエット器具で自然に痩せる？

便利な道具を使えば、すぐ成果がでるか？たとえとして「ダイエット器具」を用いることが多いです。ダイエット器具も、ちゃんと使わないと成果がでません。器具が進化して、操作がカンタンになったり、練習時間が短くなったりしています。それでも最後は「本人がちゃんとやる」という部分が残るのです。

▼誰が命じたら、徹底するのか？

ダイエットは誰の言葉で本気になるか？大切な家族からの心配の言葉か、医師の診察での言葉か。 #顧客管理 ツールの入力徹底なら、営業責任者や経営層の言葉が大切だと思います。「大変かもしれないが必ず入力してほしい」と言いつづける。できている組織を称賛し、できていない組織は個別に改善を要望する。

道具はAIの登場などにより、進化し続けています。それでも最後は「 #人の意識と行動 」が大事です。そのラストワンマイルを、どう埋めているのか？この部分に注目して他社事例を研究したいです。

#note #毎日note #仕事 #最近の学び #リスキリング #問題解決 #業務改善 #プロジェクト #マネジメント #HR #教育 #ビジネス #キャリア #IT #仕事について話そう