「うんざり」するから、捨てられる。
2024-07-22
#業務改善 でも、 #DX推進 でも「 #業務可視化 」が大切です。業務全体を俯瞰して、 #業務一覧 や #業務フロー図 を作成するプロセス。なんのために #可視化 をするのか?「 #整理 のため」「 #効率化 のため」という理由もありますが、「 #うんざりする ため」も大事な目的だと感じます。
▼お片付けのコツは「全部出す」。
「 #人生がときめく片づけの魔法 」という書籍があります。片づけコンサルタント、近藤麻理恵さんが書かれたもので、ベストセラーになった一冊です。片付けの #独自メソッド として、「家にあるものを全部出し、ひとつずつ触れてときめくものだけを残す」というやり方が紹介されています。ものが減るので散らからない。リバウンドしない片付けができる、と紹介されていました。
▼業務可視化は「全部書き出す」。
業務の可視化も、片づけメソッドの「全部出す」に近い要素があると感じます。 #業務一覧 をまとめたり、 #業務フロー図 を書き出したりするなかで、 #複雑な業務分岐 や、 #過剰なチェック工程 、 #部署間の不要なやり取りの連続 などもあぶり出されます。「ここまでひどいとは…」「この複雑さは人間の限界を超えている」と絶望に近い感情が芽生えます。だからこそ「 #捨てる 」判断ができる。
▼どれも「必要だ」と思ってしまう。
業務のなかでイレギュラーな分岐があっても、「顧客要望だから仕方ないな」「多少は必要だ」と捨てられないことが多いです。一方、#業務可視化 によって、イレギュラーな分岐が合計20パターンあるとわかると、「それはさすがに多すぎる」「せめて半分にしよう」という意識が芽生えます。「捨てること」「減らすこと」が明確に目的になるから、 #断捨離 が進むのです。
厳しい現実を直視することが、変革の第一歩だと思います。「 #うんざりする 」ぐらい業務を可視化して、そこから変革を進めていきたいです。
[参考図書]
人生がときめく片づけの魔法 改訂版 Kindle版
近藤麻理恵 (著)
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