【人手不足】タクシーよりも深刻なバス運転士不足の理由【ハラスメント対策】
『「客が怖い……」と離職する若手多数! タクシーよりも深刻なバス運転士不足の理由』
というニュースを読みました。
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皆さんも、バスやタクシー運転士が不足しているという話題はよく聞くと思います。
この件については、内容をきちんと読み解くと、単に新規で求人募集をしたとしても応募者が集まらないというだけではなく、現在の従業員が離職してしまうということも少なくないことが分かります。
離職する理由は人それぞれですが、よくいわれるのが「稼ぎがよくない」ということです。
とくにバス運転士は、タクシー運転士とは異なり、「歩合給」というものが存在しないからなおさらです。
という概要でした。
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私の顧客にも、観光バスとしての仕事は受けたいが、路線バスの仕事は受けたくない(利益が微少だから)と言う方がいらっしゃいます。
ただでさえ運転手が足りない所に、利益率の低い業務を追加で受けたくないという会社の考えは分かります。
そして、今回の内容は利益(=お金)の問題だけでなく、乗客が怖いという理由があるという内容でした。
この「怖くなる」というのはストレートに、利用客との間で料金収受などで怒鳴り知らすクレームやイヤミ・車内転倒防止のルールを守らないことに対し「怖く」なってしまうとのことです。
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これら(顧客=カスタマー)が一因となる人手不足は、飲食店やサービス業にも共通します。
そして、こういったクレームが見過ごせない、観光業・ホテル業に対してのカスハラ防止のため、国は2023年6月に、同年12月から施行された改正旅館業法という法律を制定しました。
この改正内容を簡単に言うと、ホテルや旅館の宿泊業者が「迷惑行為や過重なサービスを要求してくる客の宿泊を拒否出来る」内容です。
そして厚生労働省も、カスハラに対して「カスタマーハラスメント対策企業マニュアルの制定・ポスターの作成」など、多くの動きを見せています。
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しかし、何でこういう行動(カスハラ)をとる方がいるのかを納得出来ない方は、私を含め多いのではないでしょうか。
カスハラをされる方は、カスハラとされるその行動が、結局は自分の不利益になるということが理解出来ないのでしょうか。
‥‥‥ちなみに、私の顧客の飲食店社長に聞くと、実際に多いのは「これは、クレーム(私の意見)じゃなくてあなたのために言ってる」というセリフを挟んでくるクレーマーらしいです。
わざわざ忙しいときに・他のお客さんがいるところで指摘していること自体が「その従業員のためにならない」と理解出来ないのでしょうか。
そういった方がいて会社側の不利益になる行動を取ってくる限り、国としても法律の制定・改正で、各企業・各従業員を守ることを継続しなければいけないと思います。
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私としては、会社側には、まずはカスハラを受けないようにするための対応策を考え、そして離職につながるような従業員のストレスにならないための仕組み作りを行うことを推奨します。
そして、「お客さまは神様です(=だから何をやっても良い)」という間違った認識・捉え方を持つ方が減る社会になることを望みます。
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