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2018年、じゃぶとんの書いた48の文章

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記事一覧

何もいらない(つれづれなるままに Part9)

もう今年も残り数日となり、すこし振り返ってみたりしたくなるような気分もあり、ふと思い返すとこうして特に意味もない文章をさらし続けているのは一体何をしているのだろうかと、感慨深いような気がしてきます。その時ごとの気持ちをまあ書ける範囲で形にして、誰かに読んでもらえてるのかもしれないみたいな感覚で続けてこれたのは、ありがたいことです。

悩みというのは尽きませんが今日もこうして何とかポチポチと言葉を並

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たまには夜(つれづれなるままに Part8)

断片が多すぎて書ききれないので久しぶりにつれづれと言葉をめぐらせよう。
たくさんの人とさまざまなことを話して少なくともこの心には何かが残り外側の世界にも何らかの影響を与えたと信じている。しかしそれが起こる過程にはもっとたくさんの奇跡的な断片が落とされ私はそれを全然満足なレベルで記述できない。だからそのような記述はあきらめて今思うことをつれづれと綴ることにする。語りきれない要素で時間は満たされており

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ここ一週間くらいの断片

本を読んでいると情報が錯綜して吐き出したいほどだった

用意した原稿をおとなしく話すと自分も含め誰の興味も引いていないのではないかと思って別に不快ではない

新幹線で泣いている子どもと目を合わせたらその子は笑った。お母さんが子どもの視線を追いぼくの方を見そうだから目をそらす

布団の中からまた会おうと振ってくれている手

オレンジジュースを飲み残した

ドラッグストアの店員のおじさんは爪切りの場所

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きのうの断片

河原を歩いていたら、枯れ枝にお守りがぶら下がっていた

バス停でバスを待っていたら、知らないおばあちゃんにペットボトルのフタを開けてと頼まれた

空は雲が分厚いところと鮮やかな青とに別れていた

個人的来歴を話せるような集まりは外部から見ると気持ちが悪くても絶対に必要だし存在してしまうから大切にしようと思った

居酒屋で飲んでいたら、枝豆が飛んだ

何も問題はないから、本気で目の前にある物事で遊ん

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朝5 (聴覚)

視覚と触覚の区切りがあって、意味の区切りがあって、いろいろ知りながら動いていく。
赤い丸という色、触れそう。食べたらおいしい。手を伸ばす。かじる。
(これでは丸かじりだ笑)
こうして味覚が登場するけど、そのまえに聴覚だ。

りんご。一円玉。わたしたちは呼んでいる。
名前をつける、あるいはついている名前を教えてもらう。
言葉ってなんだ。聴覚で感じる音だ。視覚で感じる文字だ。
点字だと触れる。手話も見

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朝4(意味)

視覚と触覚との関係はわりと強いという話だった。
つまり色の区切りと触り心地の区切りとが一致したときにモノだと分かりやすいという話だ。その区切りに名前をつけることができる。この赤い丸の区切りがリンゴ。この銀色の円盤の区切りが一円玉。つまり言葉と区切りが対応させられる。させることができる。逆にいうと対応をやめさせることもできる。

言葉を出すと聴覚が登場してしまう。すこし増えてしまった。ちょっと待とう

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何かがある

今日も何かがあった。それは特に大したことでもないように思えたが、そんなことはない、みんなのおかげでもあるし、みんなにとっては大した日だったのだ。たまたまぼくにとって穏やかな1日だっただけだから、感謝しよう。何かしらのことが起こるとき、そこに何かしらの原因があると考える人が多いし、多かった。どうしてもそう思えるのだろう。ぼくたちの意識にとって連続性が感じられるから、それはどうしてかは分からないけれど

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何もない

阿部真央が歌っている。なんにもない今から、と。
たしかに何もない。
わたしたちが解釈する限りでの意味しかないから、
何にもないと解釈するなら何にもない。
何かやるべきことがあって、
約束をしたから解釈をできて、
約束を無視すれば何にもない。

約束をしてしまうからそれに立ち向かわなければならない。でもそんなに必然性があるのかと問われれば分からなくなる。どこまでのことを世界として前提していいのか、分

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何かが起こるから何もしなくていい

何かが起こるのでそこでできる限りの自由をつかんでいくのがいい。
想像とは現実を超えていくことができるから、すぐにはそうならない。
でもできる限りのところでやっていけばいい。
妥協なんて甘い言葉ではあらわせなくて、もっとこじ開けていけばいい。
無理はしなくていい。着実にこじ開けようとし続けることで、気づいたら一つずつ実現していく。
そんなに甘くないとは知っている。
だから全然ためらう必要はない。

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何かのメタファーでしかない

あなたは言った。

それは何かのメタファーでしかないような気がする。

それは何かのメタファーでしかないような気がする?
だったら何なんだろう?
ぼくには分からないがあなたがそう言ってくれるのはおもしろい。

新しい朝がやってきて、何のメタファーだったのか分かるのだろうか。

いや、分かる分からないは問題ではない。もっと単純な感情だけを求めている。内容などどれでも豊富であり、やりやすいものを選べば

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何をしてもいい

何をしても自分は自分、このことだけがぼくを支える。
いろんな自分がいる。本当の自分などないと誰かが言ったとしても、お前の体は一つだ! と喝を入れてやれば簡単な事だ。
この体から抜け出せぬ自分はその意味でいつも自分で、今覚えているいろいろな経験が自分の思い出で、今感じるこのあらゆる感覚が自分だ。

何をしてもいい。このことだけがぼくを支える。従属していくことで多くの迷惑をかけたが、どうじに役にも立っ

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じゃぶとんの哲学 ですますver.

じゃぶとんの哲学 ですますver.

〈このような心です。これが私です〉

0.芸術が存在します
〈このような世界です〉

芸術とは、伝達不可能とも思えるイマジネーションを、
あらゆる手段を使って伝達し理解し共に生きていこうとする行為と、
それによって生まれた作品です。
つまり人間存在そのものと創造された対象とが芸術です。
芸術は存在します。

1. 芸術を生成する場所、場所を生成する芸術
〈この

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朝からもう一度始める

目が覚めると、いつもの朝だった。
やっぱり今日も何も分からないなあ、とおもう。
昨日から少し積み重なったものは覚えていて、何かが増えたような気もするけど、
分からないという気持ちは変わらない。
経験は量的には増えている、とそう見なされるんだろうけど、
経験に対する解釈の仕方とか、気持ちのありようとかは変わったところもある。
つまり質的に変化していくから、全体としてはやっぱり解釈し切れないという気で

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朝3(視覚と触覚)

今日は五感について考えてみよう。

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚。それぞれを説明せよと言われるとすでにむずかしいが、簡単なところから始めるしかない。ぼくはこれらを失うような障害を持ってはいないが、なにか優れたものをもっているわけでもない。視覚に関して言えば近視だし、ほかの感覚も自分では特に人と顕著に違うとは思っていない。

視覚はまぶたを閉じるとなくなるものだ。いや、黒の中に赤や黄色の模様が見える

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