伝統的なビーガン料理10品
皆さん、こんにちは!フラビオです。
本日は、イタリア料理の伝統的にヴィーガンである料理をいくつか紹介したいと思います!世界中でとても有名な料理もあれば、そんなに知られていない料理もあります。
紹介を分かりやすくする為に、Google画像からの写真を入れることにしましたのて、写真は僕のものではありません!
1. トマトソースパスタ (Pasta al pomodoro*)
パスタ・アル・ポモドーロ*は、イタリアの伝統的な料理の中で最も有名なものです。イタリア料理といえば、やっぱりトマトソースパスタという感じがしますね!パスタ・アル・ポモドーロは伝統的に動物由来のものを一切使わないので、それだけでヴィーガン料理と言えます。実際、イタリア料理は使用する食材が少なく、それらをうまく使って味を引き立てることに重点を置いているのです。このパスタは多くのイタリア人に愛されており、バジルの葉を数枚加えると繊細な風味が引き立ちます!年配の方から若い方まで、すべての人が楽しめる料理であり、季節を問わず食べることができる。
2. ピッツァ・マリナーラ (Pizza marinara)
ピッツァ・マリナーラは、トマトピューレ、オレガノ、ニンニク、バジルが主材料のとてもシンプルなピザです。ヴィーガンの代表格であるこのピザは、イタリアのピッツェリアならどこでもメニューに載っています。シンプルで美味しく、消化しやすいピザです。
3. ブルスケッタ (Bruschetta)
ブルスケッタは僕がよく作るイタリア料理のひとつです。間食、前菜、サイドディッシュなどとして作っても良く、とても万能な料理です!これもシンプルな料理ですが、味とても美味しいものです!ブルスケッタの味を決めるのは、トマトとエキストラ・バージン・オリーブオイルの質ですが、パンの種類とその品質も重要ですね。バジル、ハーブ、バルサミコ酢などのトッピングを加えることで、ブルスケッタをさらに面白くすることができます!
古典的なブルスケッタに代わるものとして、塩とオイルのパンというものがありますが、これはブルスケッタよりもさらにシンプルで、しばしば手軽な感触として食べたりします。
4. ミネストローネ (Minestrone)
ミネストローネは、野菜(場合によっては豆類や穀物)のスープですが、それをミキサーで細かくしたスープにしたら、Passato di verdure(野菜ピューレ)になります。このタイプのスープはとてもヘルシーで、しかも美味しいです!このシンプルな料理は、私の外国人の友人たちを驚かせましたので、日本人の方も好きそうですね。食べる前にエキストラバージンオリーブオイルを加えると、さらに美味しくなります。
5. ファリナータ (Farinata)
ファリナータ、またはチェチーナ(いろいろな呼び方があります)も、イタリアのピッツェリアやレストランでよく見かける料理です。ピザの前やパスタの前など、前菜として食べられることが多いと思います。これも主な材料は少ないですから、材料より大事なのは調理法だと言えます。ひよこ豆の粉の風味と胡椒の組み合わせがファリナータの美味しさを決めるものです(想像するだけで食べたくなります)。ファリナータは日本では見たことがないですので、これから日本でも当たり前に食べられる様になったらいいなと思いました!
6. ジェノバのフォカッチャ (Focaccia genovese)
リグーリア州の名物であるジェノバのフォカッチャもとっても美味しいピザっぽい食べ物です。ラードではなく、エキストラバージンオリーブオイルで作るのが特徴のひとつです。この温かくサクサクしたフォカッチャの味は何とも言えない美味しさを生み出します。白いまま(トマトなしという意味)でも食べられますが、トマトを加えて食べることもあります。フォカッチャはしょっぱい食べ物なので、普通は昼ごはんや間食として食べることが多いですが、リグーリア州では、面白いことに、朝ごはんとして白いフォカッチャをカプチーノとも食べることがあります!
7. ポレンタ (Polenta)
ポレンタはトウモロコシの粉から作られる料理です。私の意見では、ここ日本でも、特に新潟から北海道にかけてのような冬の寒い地域では、日本人も楽しめる料理だと思います。ポレンタはいろいろな食べ物と組み合わせることができる料理ですが、私のお気に入りのひとつはきのことの組み合わせです!
8. ズッキーニの花の天ぷら (Fiori di zucca in pastella)
夏に南イタリアに帰るとよく食べるのが、ズッキーニの花の天ぷらです!料理の名前の通り、ズッキーニの花とは、ズッキーニから生える花のことを示します!この花は食用で、小麦粉と冷たい炭酸水で天ぷらを作り、それを挙げたら信じられないほど美味しい料理が出来上がります。子供の頃、南イタリアに帰るとこれを食べるのが楽しみで、よく叔母に作ってもらったのを覚えています!一度食べてみてください!
9. パスタ・アル・ペペローネ・クルスコ (Pasta al peperone crusca)
これは私の家族の故郷の料理です。赤いクルスコ唐辛子はバジリカータ州の代表的な産物のひとつで、多くのレシピに使うことができます。最も有名なレシピのひとつは、パスタ・アル・ペペローネ・クルスコで、カリカリのパン粉、ニンニク、パセリ、エクストラバージンオリーブオイル、唐辛子をパスタと赤いクルスコ唐辛子に加えたら最高に美味しいパスタになりますよ。このパスタイタリアでもあまり知られておらず、観光客向けのレストランで提供される名物のひとつとなっていることも多いです。
10. チメ・ディ・ラーパのオレキエッテ (Orecchiette alle cime di rapa)
この料理はプーリア州の名物です(南イタリア全土で食べられていると思います)。オレキエッテは小さな耳の形をしているのでその名前になり、特殊な生パスタでございます。オレキエッテはソースや貝がとても絡みやすいので、この場合でもチメ・ディ・ラーパ(カブ菜)がオレキエッテにくっつき、食べやすくなります。チメ・ディ・ラーパは典型的なプーリア州の野菜で、とても特別な味がします。このパスタは、チリペッパーをかけて食べるとさらに美味しくなります!
11. ボーナス料理:ミラノ風リゾット (Risotto alla milanese)
「リゾット」という言葉を考えると、一番思い浮かべるのはこの料理なので、イタリアで最も有名なリゾットなのではないかと思います。ミラノ風リゾットはサフランと呼ばれるスパイスから印象に残る色(黄色)と紛れもない味を得ています。この料理はマンテカトゥーラにバターを使うため、実は典型的なベジタリアン料理であり、ヴィーガン料理ではありませんが、植物性バターやマーガリン、オリーブオイルを使えば、簡単にヴィーガン化できるレシピでございます。とてもクリーミーで美味しいです!
まとめ
以上に紹介した料理はイタリアの伝統料理であり、美味しいものを作るために動物由来食品を必ずしも使う必要があるわけでもないことを示せるのではないかと思います。たまに、最もシンプルなものが最高じゃないですか!
本日のNoteに載っている伝統的なヴィーガン料理についてはどう思いましたか?どの料理を試してみたいと思いましたか?コメント欄で教えてください!
Noteを書きながらお腹が空きましたので、今晩は紹介した料理の一つを作ろうかなと思います(笑)。
ヴィーガンイタリア料理に興味を持っていただけたなら嬉しいです!本日も読んでくださり、誠にあるがとうございました。
それでは、ci sentiamo!
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