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【メディフィットラボ・イベントレポート】7月13日「介護要らずの老後のためにいま知りたい自分の身体」小郡第一総合病院病院長 藤井裕之先生講演会

人生100年時代。
時を経て、昔よりも「寿命」が延びてきていることは
皆さんなんとなくイメージがあるのではないでしょうか。
では、その中で「健康」でいられる期間は一体いつまででしょう。

「健康寿命」という考え方があります。

ー健康寿命とはー
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間

厚生労働省HPより

幸せな老後を送るためには、寿命だけでなく、運動器(筋肉や骨格など)の老化を防ぎ、自立した生活を維持する努力を続けることで、健康寿命を延ばしていくことが重要です。
先日KDDI維新ホールメディフィットラボでは、小郡第一総合病院病院長 藤井裕之先生にお越しいただき、「介護要らずの老後のためにいま知りたい自分の身体」をテーマにご講演いただきました。
運動器の障害であるロコモティブシンドロームについて解説し、運動器機能の低下を防ぐために必要なことをわかりやすくご紹介いただきました。
(記事・写真)

藤井裕之氏 小郡第一総合病院 院長
整形外科医で、専門は膝・股関節の人工関節置換術。日本人工関節学会認定医、
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医などの資格を持つ。
20年以上にわたり骨粗鬆症専門外来も担当。最近では、ロコモアドバイスドクターとして、
ロコモティブシンドロームの普及活動にも力を尽くしている。

ロコモとは?
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を 「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。
ロコモティブシンドロームとは、英語で移動することを表す「ロコモーション(locomotion)」、移動するための能力があることを表す「ロコモティブ(locomotive)」からつくった言葉で、移動するための能力が不足したり、衰えたりした状態を指します。ロコモとはその略称です。

人間が立つ、歩く、作業するといった、広い意味での運動のために必要な身体の仕組み全体を運動器といいます。運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立っていますが、これらの組織の障害によって立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態が、ロコモなのです。ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。

要支援、要介護になる原因のトップは転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障であることはあまり知られていません。

日本整形外科学会
ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト

会の様子

ご自身の、またご両親のためにと、多くの方にご参加いただきました。
誠にありがとうございました。


参加者の声

このような講座に参加できて良かったです。藤井先生のわかりやすい説明がとても役立ちそうです。自宅や職場のデイサービスでも取り入れていきます。

当日アンケートより

わかりやすくお話がきけてよかった

当日アンケートより

会話のスピード等とても聞きやすかったです。丁寧な説明をありがとうございました。

当日アンケートより

 定期的に、月に1度かまた四季にこのような講演会があるといい。

当日アンケートより

ご好評の声を受け、9月に追加講演を開催いたします!

《概要》
【講師】藤井裕之氏(小郡第一総合病院 病院長)
【日程】2022年9月14日(水)14:30~15:30
    ※14:00開場
【料金】無料
【場所】KDDI維新ホール 201会議室
【定員】先着150名

ご自身の足で立ち、歩くという自立した生活を維持するために今からできることを学んでいきましょう。


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