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オリジナル歌詞集

67
歌詞を書くのに数年前からハマってまして、自己満で上げてます。 誰か作曲してください。
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記事一覧

67. ふと月の下で

悪戯が好きなこの世界を
可笑しく楽しんでるあなたがいた
悪戯されすぎた僕自身は
楽しむもんかと反発した

暗闇に1つでも灯りがあれば
そこは暗闇とは言えなくなる
この世界は眩しすぎる
それは言葉にしなくても分かることだ

※あなたと笑い合うのが夢になって
あなたと笑い合うのが日々になって
あなたと泣き合うことがたまにあって
それでも 次の日また笑うんだ
それを尽きるまで続けるのが
今の僕の夢になっ

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66. 蝉も眠る夕方

人の心をほぐしていく
少なくとも僕は 救われてる
誰かの元で笑っている
寂しいと少しの嫉妬

涼しんでもいいかな
それならばおいでよ
膨大に見える余生は
意外と短いんです

※これからも どんな時でも
笑っていると 僕も嬉しい
悲しみから目を逸らすのは
理想主義なんかじゃなく
只の弱虫です

誰かの温度に合わさっていく
それが心地良いと あなたは言う
僕でもいいか 尋ねてみる
すると ぷぷっと笑っ

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65. 微妙に変わる景色と大いに変わる空

何があろうとも
世界が滅亡に向かおうとも
隣にいた君が朽ちようとも
明日は おやつを食べるんだ
最後の空はきっとそう 青色なんだ

長い道のりを歩いてきたな なんて耽る
黄昏たがりなのはご愛嬌
覚えてるのはつい最近と
果てしない赤と汗だけ
つまりは きっと
多分だけど はっきりと言えること

※残ってないんだ 残れないんだ
一時に左右されるしかないんだ
思い出は溢れるんだ
掬う機能はないんだ
続い

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64. シャーデンフロイデ

有耶無耶の居心地の良さに慣れた
張れない胸を甲冑の代わりにして
白黒つけられないから色に手をつけた
僕の肌色の顔は何色でしょうか

誰のせいにもできない事を集める場所
そろそろどこにするか決めませんか

※約束ね 約束ね の言葉の響きに顰め
嘘も方便のしたり顔が 脳に刺さる
社交辞令 野垂れSHINE
花に生まれ変わって言わせてみろ
「綺麗だね」
約束ね 約束ね の言葉の帳尻よりも
始まりからの途

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63. ぼっかてき

冷凍庫に入れてた 牛肉を冷蔵庫に移す
「おはよう」なんて 呟いてみて
1人で何してんだと 鼻で笑う

コンタクトがうまくはまらない
今日のファーストラウンド
敵は寝ぼけ眼にあり

鍵をかける
次にこの鍵を開ける時はどんな顔だろう

※悲しみや寂しさは
乗り越えるのものって思えないんだよね
寝て起きたら 忘れてる
能天気に幸せを感じれたらいいな
こんな人生でもいいよね 神さま

たまたま近くにいる人

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62. 友達譚奇

順応な世間の方たちは
金曜夜が好きみたいでさ
華って上級な言葉 つけるほど踊っちゃって

休日は空白の擬態
自分を見つめる時間がたくさんできてしまう
作業的に時間が進んでく
月曜日に早く行きたいのです

※あっけらかんで腐ってくようなそんな毎日に
理屈とか超越してきた 友達に告ぐ
言葉にしきれないほどの 煌めきが溢れる
なのに「ありがとう」の一つすら
「サンキュー」で濁しちゃってる ごめん

青い

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61. 四季み折々

見てよ 科学を超越して
夢に描いた GRAFFITi

生きているのよ 何しているのと
聞かれたならば そう答えるわ
泣いているのよ 涙は出てないけど
笑っているのよ 口角は低いけど

根菜のミルフィーユ もう疑問はないわ
最初は少し 戸惑ったけれどね

※来てよ 物理を超越して
昨日の寂しい夜
知ってよ 語学を超越して
愛してるよ 愛してない
好き嫌いよ 嫌い好きよ

帰ってくるの? 改札に何時

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60. 真水

「どうして?」が多すぎる巷で
答えを探すのが苦痛
何も予定がない日曜日の5月の空気に 風に
幸せを感じるのです

からっぽなものには 何かで埋めましょう
透明なものには 花を添えましょう
綺麗か汚いか 結論だけのための
カラフルにうんざりでした

※死んだっていい 私の周りの人以外なら
死んだって構わないの
あなたから見ても 私はそうでしょう
気にせずに 夕飯の支度したらどう?
最後でもない晩餐の

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59. 結婚

1人の方が 気が楽だけど
2人の方が 楽しいような
そんな感覚を恋と呼ぶんだとか

したり顔で歩道を歩くんだ
左手の居場所はポッケから
君の右手へと ヤドカリの要領で

※喧騒なこの街の片隅で育ててく
視点によっちゃ大きく見える
凡庸な僕と君が 主人公に変わってく
目に見えないものだけど 育ててく
凝らしてもぼんやり 透明な
2人を繋ぐ何かを 僕は「綺麗だ」と自慢する

2人の刻に 身が慣れたけど

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58. コウノトリの噛みあと

命は尊くて 儚くて 脆い
それに伴い 美しいということを
忘れて無駄にしちゃうのが玉に瑕
でも常に念頭に起き続けるのは難

だから 1年に数回ぐらいは
大空を仰ぎ 小ささを恋う

※なんで走れているのか? 笑えているのか?
その答えを 僕はまだ即答できるほど
人生には がむしゃらできてない
関わってくれた 寄り添ってくれた
あなたにだけは届けたい言葉たちが溢れているよ
口に出すと 減って見えてしま

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57. 飄々と浦々な感情

女子高生を痴漢したリーマンを
注意した男子高生の動画が
拡散されて 一躍人気玩具に
住処までも付録品

正義について考えるのはどうでしょう?
答えなんて またも出やしないけど
視点に背景も付随する
できれば無意識の悪がいい

嗚呼 豊かになるための物に
首を絞められる絡繰を

※誰にでも簡単に行ける道にだけ転がる
痛みさえ 魚の骨 約0で片付いて
込み上げる悔しさを 口に出さぬ除去法を
学校で学ぶ

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56. 霙

「初デート 場所 オススメ」でヒット
「自然と共に」を再確認
日が近づくにつれて高鳴る
この音が緊張じゃないはずがない
朝起きると 髪質で気づく 雨の詩
画面には 「今日どうする?」

※我関せずに降った雨は
僕たちの心を潤すのか 濡らすのか 湿らせるのか
泣かせて 笑顔 曇らせるのか
「世界から雨が消えました」
そのニュースが流れたとしても
笑い声と泣き声は同数でしょう

上京した娘からもらった

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55. ウルトラミラクルラストラリー

君の流すその涙には 赤色が少し混じってる
寂しさ表すものにさえ 幸せが邪魔しにかかる

君がズバ抜けているから 平均で君以外 不幸だ
そんな君も君からしたら
自分が不幸で仕方がないんだろう

喧嘩が存在しない星で 君を奪い合う人々
握り方も知らない拳と 左手の定位置を探して

※生命が作り出す 努力ではない奇跡
可能性なんて言葉に 声明文を出そう
不自由さが目を閉じる 瞬きのその時に
タイミングを

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54. 辛い日にかぎって明るい夜

こないでほしかった日の朝に芽が出た花
隕石の落ちる気配 白状な青い空なんか

靴が汚れているから 外に出たくないな
なんだか少しだけ どこかが痛い気もするような

瞳を閉じても 瞼を裂いてくる
始まりの光 夜になれ

※どんなに落ち込んだ日でも
僕より辛い人がいるんだろう
どんなにツイてて 幸せでも
上にはまだいるさ
中間にいることの強味
人たちに挟まれてる立場で
やる気が起こる 辛さが減る
そう

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