64. シャーデンフロイデ
有耶無耶の居心地の良さに慣れた
張れない胸を甲冑の代わりにして
白黒つけられないから色に手をつけた
僕の肌色の顔は何色でしょうか
誰のせいにもできない事を集める場所
そろそろどこにするか決めませんか
※約束ね 約束ね の言葉の響きに顰め
嘘も方便のしたり顔が 脳に刺さる
社交辞令 野垂れSHINE
花に生まれ変わって言わせてみろ
「綺麗だね」
約束ね 約束ね の言葉の帳尻よりも
始まりからの途中にこそ 意味があるの
想い出で 美化 カビ
花になる前 まだまだの緑に
「綺麗だね」
問答無用な議論にぐうたらと
そもそも問いに答える意思すらない
がらんどうをスッキリと捉え
格好良く言いましょう ミニマリスト
燃えるかどうか分からない想いを捨てる場所
そろそろ個人にするの辞めませんか
※約束ね 約束ね の言葉の響きに鹿め
乗り方も分からないのに馬が合う
馬鹿が言う 生きるyeah!
病院のベッドで 最期の空眺め
「綺麗だな」
約束ね 約束ね の言葉の帳尻が赤い
ワンチャン SHINEより生きろの方が辛いのかな
犬猿でも くっついた生
寝ぼけ混じりのクーイングを要約
「綺麗だな」
世界基準の測定器がないから
昼食 僕は丼で 他は栗ね
四十九歩目に憂いて 百一歩目に嬉しくて
※約束ね 約束ね の言葉の響きに僻め
晴耕雨読に憧れを 雨具捨てよ
阿保陀羅 共にSHINE
人に生まれ変わって叫んでみろ
「生きてやる」
約束ね 約束ね の言葉の形象なんか
有って無い様 口弁慶にも程がある
其処彼処 泣き所
刺される前に 偶には約束しよう
「生きてやる」
月が綺麗に輝いた日にこそ
誰も彼もが 吐いた不幸は蜜の味
そんな人と人 蜜月によりSHINE
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