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【売れるマーケ】満足の時間的ギャップを埋めろ!

「ありがとうございました!」と、
お客さまのお見送りが終わって、頭を上げた時に、
売る側の人は満足感を憶えます。

しかし、お客さまはどうでしょう。

お店を出た時に、満足しているでしょうか。
違いますよね。

商品を見た時でも、お金を払った時でも、
家に帰った時でもありません。

商品を使ってみて、期待した通り、
もしくは、それ以上の効用が得られた時に
初めて満足するのです。

ここで、売る側の人と買う側の人の満足感に、
時間的ギャップが生まれるのです。

売る側の人にとっては、
すでに終わった商売になっていますが、
買う側の人にとっては、
使い始めてからが“品定め”なのです。

使ってみて、良いところ・悪いところがわかり、
そこで初めて評価できるのです。

この時点で、自身が満足できているかどうかを判断し、
良い買い物をしたのか、
悪い買い物をしたのかを判定します。

その結果が良ければ、満足感を味わうと同時に、
家族や友だちに勧めてくれます。

すなわち、口コミ効果に繋がるのです。

ただし、悪い結果でも、口コミは発生します。

「あの店では、こんなひどいモノを売っている。
行かない方が良い」という口コミです。

こうなると、対処する方法はありません。

口コミが発生する前に、
お客さまの不満感を取り除いておくことが重要です。

そのためには、売る側・買う側の
満足の時間的ギャップを埋める作業が必要です。

売る人は、売った時点で満足してはいけません。

お客さまが商品を使い始めた頃を見計らって、
その感想を聞き出さなければいけません。

もし、不満があれば、そこで対処する方法、
お客さまに満足していただける方法を
考える必要があります。

お客さまの不満を満足に変えることができて初めて、
売る人も満足できるのです。

時間的ギャップがなく、お互いが満足できた瞬間です。

そのためには、何をしなければいけないのか。
わかりますよね。

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佐藤きよあき
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