【マーケ基礎】お客さまに後悔させるな!
お客さまの中には、
商品を買った直後から、後悔し始める人がいます。
「こんなものを買って良かったのだろうか?」
「自分には必要の無いものではないか?」
高額な商品になるほど、
そんな思いが頭をよぎるものです。
後悔まではいかなくとも、
「損をしていないだろうか?」
「ずっと使えるだろうか?」
と、不安になる人は多く存在します。
これでは、せっかく買ってもらっても、感動が無く、
お店のファンになってもらうことなど、
望むべくもありません。
「良い買い物をした」「得をした」という、
満足感を味わってもらわなければいけません。
そこで、販売担当者の“ひと言”が、効果を発揮します。
カーディーラーなら、
「良いお買い物をされましたね。
きっと、ご家族も気に入りますよ。
これで、ドライブが楽しくなります」。
住宅販売会社なら、
「とても素晴らしいご選択です。ご家族が笑顔で
おしゃべりしている姿が浮かんできます」。
契約前のセールストークではなく、
契約後のこの“ひと言”によって、
お客さまは自分の決断に自信を持てるのです。
「間違いの無い買い物だった」と。
この“ひと言”は、
不安や後悔を無くす保証書のようなものです。
そして、保証書を出している限りは、
フォローのための定期的な連絡や、
何か問題があった時の誠実な対応を怠ってはいけません。
これがまた、信頼に繋がるのです。
信頼関係ができれば、次回から不安は取り除かれ、
快適で楽しいお買い物をしてもらえます。
たった“ひと言”が、お客さまの満足感を高めるのです。
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