見出し画像

【マーケ基礎】生活の“安全・安心”をアピールしろ!

食品偽装や毒入り食品が問題になり、
消費者の眼はますます厳しくなってきています。

安全が確認できないモノには、
なかなか手を出しません。

提供する側のメーカーや販売店は、
“安全・安心”を前面に押し出した
PRに力を入れています。

大手スーパーでは、
野菜の生産者を広告・宣伝に登場させ、
「顔の見える野菜」をアピールしています。

日本百貨店協会では、
食品の“安全・安心”に関する知識を持つ
「百貨店食品安全アドバイザー」を育成しています。

食品に限らず、他の業種でも、
“安全・安心”は最重要事項と捉え、
何よりも優先して取り組み、
且つPRに力を入れています。

住宅で言えば、シックハウス対策や自然素材の活用。

子ども関連では、肌に優しい素材の服や
口に入れても安全な玩具など。

生活のあらゆる場面で、
“安全・安心”が求められているのです。

今後もこうした流れは加速され、
“安全・安心”がごく当たり前になっていきます。

あなたは、何かを始めていますか?

大手がこのような取り組みを始めているのに、
個人商店が何もしなければ、どうなるでしょうか。

お客さまは、品揃えも良くて、安くて、
安全・安心なお店に行きますよね。

これまで通りのやり方では、
小さなお店は確実に潰れます。

より専門性を高め、
「このお店なら、安心して買える」
と思われるお店づくりをしなければいけません。

そして、誰よりも“安全・安心”に関する知識を
持っている必要があります。

これからの商売は、
どれだけ“安全・安心”をアピールできるかが、
成功のカギを握ります。

アドバイザーやインストラクターの資格を取るのも、
ひとつの方法です。

その認定証や賞状をお店に掲示すれば、
見た人は安心してお買い物ができます。

また、“安全・安心”に関する
小冊子やニューズレターを制作して渡しても、
効果があります。

お客さまは、
“安全・安心”だという確証が欲しいのです。

そんな情報のあるお店が、信頼されるのです。

これからは、お客さまを裏切らないという、
ごく当たり前の「信頼関係」が、
いま以上に大切な『商売道具』となります。

いいなと思ったら応援しよう!

佐藤きよあき
よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは、取材活動に使わせていただきます。