【マーケ基礎】お帰りの声かけで、印象度アップ!
商品を買っていただいたお客さまがお帰りになる時、
あなたはどんなご挨拶をしていますか?
「ありがとうございました。また、お越しください」
「お気をつけて、お帰りください」
とりあえず合格ですが、
せっかくの“チャンス”を逃しています。
「終わり良ければ……」という言葉があるように、
お客さまとの最後の接点を活かせるかどうかで、
ファンづくりの効果が違ってきます。
「あぁ、売れて良かったぁ」「さて、片づけなきゃ」
という思いが先に立ち、
ご挨拶を適当にしてしまう店員さんが結構います。
ご挨拶もそこそこに、すぐに奥に引っ込んでしまったり、
口では挨拶しながらも、別のことを始めたりします。
こうしたことを、お客さまは背中で感じています。
また来たい、とは思わなくなります。
ありきたりのご挨拶だとしても、
せめてお見送りはしてください。
丁寧にお見送りするだけでも、かなり印象が違います。
大切にされているんだなぁ、と感じていただけます。
さらにそこで、ひと言“声かけ”をすることで、
「終わり良ければ……」となり、
気持ち良くお帰りいただけます。
印象度もかなり高くなります。
では、何と声かけすれば良いのでしょうか。
「お帰りになられて、もしお気に召さないようでしたら、
お取り替えいたしますので、
ご遠慮なくお申しつけください」
「○○さまにお喜びいただける商品を
取り揃えておきますので、ぜひ、またお越しください」
このような声かけでも、お客さまには、
「大切にされている」と感じていただけます。
しかし、若干堅苦しい表現ですので、
もう少し砕けた言葉・内容にした方が
良いかもしれません。
「○○を使った感想を教えてくださいね」
「そのワンピースを着たところを、
また見せてくださいね」
こうした声かけによって、
「このお店の人は、私を受け入れてくれている」と感じ、
お客さまにとって、好印象なお店となります。
ほんの少しの気配りが、次回へと繋がるのです。
そして、笑顔を忘れずに。
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