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nicanote
【マーケ基礎】時間帯によって、商品を変える。
もし、あなたのお店が暇で、
一日中椅子に座っているだけだとしたら……。
本を読んでいる?
テレビを見ている?
転職のための勉強をしている?
もう末期症状で、お店が潰れるのを待つだけです。
しかしこれは、お店が末期症状なのではなく、
あなたが末期症状なのです。
「何をやってもウマくいかない」と、
気力を失っています。
こういう店主には、いつも疑問があります。
本当にあらゆることをやってみたのでしょうか。
“思いつくだけ”なのではないでしょうか。
商売を成功させるための手立てなど、無限にあります。
専門に勉強していても、終わりがありません。
それなのに、少しやっただけで、
「何をやっても…」と、諦めようとしています。
「もっと勉強しろよ!」と、怒りをぶつけたくなります。
……と、精神論だけ述べてみても仕方がないので、
暇な店主にひとつの方法をお教えします。
どうせ暇なので、
お店の前の通りを一日中眺めていてください。
これを一週間続けます。
お店の前を通る人を観察するのです。
性別、年齢層、職業(見ため)、
生活レベル(見ため)などを時間帯ごとに調べ、
データ化します。
このデータをもとに、
時間帯別客層に合う商品を店頭に並べるようにします。
つまり、時間帯によって商品を変えるのです。
もちろん、その客層が興味を持つ商品は何かを
勉強する必要はありますが。
これだけのことでも、通り掛かりの人が
フラッとお店に立ち寄ってくれる可能性は高くなります。
いつも同じ商品、いつも同じ陳列だから、
誰も興味を示さないのです。
お客さまを知れば、扱うべき商品はわかってきます。
お客さまが欲しい商品と出逢えば、
そこに商売が成立するのです。
繁盛への入口です。
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