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+1も良し、-1も良し

風鈴と向日葵の描かれた一筆箋に一言綴り、友人へのちょっとした帰省土産に添えました。

大したものでなくとも、何か人にプレゼントする際は、手紙を書くことにしています。
たとえ一言でも。

そういえば以前、似たようなことを書いたのを思い出しました。


自宅を出て地下鉄、新幹線、在来線に揺られた後、彼女と息子とランチ。
その後、地下鉄と私鉄を乗り継いだ先にある実家で、数日羽を伸ばしてまいりました。

その間に、睡眠の大切さと、好きなだけ寝かせてもらえる実家があることのありがたさを実感いたしました。


上記のとおり、実家と自宅は離れているため、普段は頼れません。
しかし、勤め人の父と専業主婦の母は2人とも元気なうえ、私たち親子を気にかけてくれています。

帰省した際は、催しやおもちゃを用意してくれていたり、様々な場所へ連れて行ってくれたりして、楽しませてくれます。
見出し画は、父母息子と行った水族館での1枚です。


そして。


予定のない日は、「普段寝れてないだろうから、好きなだけ寝ていきなさい」と、私を寝かせてくれます。

起きた子どもの呼びかけに応えつつも私が起きてこないのに気づくと、父や母が子どもの世話や相手をしてくれています。


ここぞとばかりに甘えた結果、今回の帰省中の最長睡眠時間は11時間56分(fitbit luxeの記録上)!


「寝溜め」はよろしくないとされておりますが、ごくたまに…であればいいだろう!と、勝手に割り切っております。

ふと思い立って、fitbit luxe上で記録されている2023年5月以降の睡眠状況を確認してみました。
データ上はしっかり分単位で記録されておりますが、ここではざっくりとした値での公表とさせていただきます。


・月毎の平均睡眠時間
2023年5月〜2024年3月 5時間30分ほど
2024年4月〜6月 4時間30分ほど
2024年7月 5時間ほど


・月毎の6時間以上睡眠が取れた日数
2023年5〜7月 13日ほど
2023年8月〜2024年1月 8日ほど
2024年2〜3月 13日ほど
2024年4月 1日
2024年5〜6月 6日ほど

・月毎の平均睡眠スコア
どの月も80以上
ただし、6時間以上睡眠が取れた日数の多い月ほどスコアが高い



睡眠の質にあまり差はなかったものの、月毎の平均睡眠時間や6時間以上睡眠が取れた日数は、明らかに異なっています。


これは、2024年4月から子どもが幼稚園に通い始めことに起因すると考えられます。


初めてづくしの毎日で、しなければならないことも、したいことも増えていく一方。

そうして、ついリベンジ夜更かしをしてしまう日が増え、睡眠負債が溜まってイライラ。

寝不足状態で活動するためか、気が散ったりダラダラしたり、堂々巡りになったり。

何かと手をつけられずにあっという間に夕方になり、なぜ私はこうなんだと嫌気がさし…と負のスパイラル。



ところが、子どもの夏休みを機に帰省し、自宅より睡眠時間を確保できるようになってからは一転。


すぐできるし、リストに書き出す前にやってしまおう。
中途半端な状態だから、終わらせよう。
よく考えたら、今でなくてもいいな。

思考がクリアになった気がします。


家事や育児にいつもほど時間を取られずに済み、ゆとりができたのはたしか。
ただ、蓄積された睡眠負債が減り、頭も身体もスッキリできたことも、関係していることでしょう。



必須ではないが、することで自分の気持ちが上向き、「しなけりゃよかった」とならないであろうことはする(+1アクション)。

「今」必須ではなく、後でできたりやらなくて済んだりするかもしれないことは「今」しない(-1アクション)。
その分、少しでも早く寝ようとする。


追われがち・溜め込みがちで、後々のことを考えすぎる性質の私は、日頃から後者を意識しなければと気付かされました。
いや、気づいていないフリをしていたという方が正しいかもしれません。
不明瞭なものもあれ、データで可視化されることで現実を突きつけられた、というところでしょうか。


例えば贈り物に手紙を添えるというような、+1アクションの習慣は継続しよう(好きでしていることなので、できてしまいますが 笑)。

ToDoの簡素化や削減といった、-1アクションの習慣をこれから身につけよう。
そうして目の前のことに集中し、さっさと終わらせ、次に何をするか考えるようにしよう。
早く寝るための努力もしよう。

そんな意識が芽生えました。


帰省してよく眠れたこと。
生活状況と睡眠状態の記録を振り返ったこと。
これらを通じ、集中力や決断力、段取り力(?)の向上にも、睡眠の時間と質が関わっているのだなと実感させられました。
これは、父と母のおかげでもあります。

この教訓をもとに、今夏のうちに自身の生活を見直してまいります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。



※当記事は、下記企画への参加記事です。

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