高校日本史の一歩先へ
次に紹介する本は皆、私が今年読んだものです。
どれも歴史の教科書に出てくる書物ですね。
日本史選択の高校生が読んだら、授業を俯瞰的・複眼的に捉えることができるでしょう。
「魏志倭人伝」(『魏志倭人伝・後漢書倭伝』岩波文庫)
邪馬台国への海路・陸路を追体験できます。もちろん卑弥呼様も登場。倭から魏に送られた「生口」という詳細不明の存在が気になります。
聖徳太子「十七条憲法」(『日本の名著 2 聖徳太子』中央公論社)
聖徳太子こと厩戸王も正体不明ですが、彼の有名な'憲法'を実際に読んでみましょう。意外と、役人の心得的な話が多いです。
坂本龍馬「船中八策」(『近代日本の名著 2 先駆者の思想』徳間書店)
あの龍馬が書いたものを読んでみたいと思いませんか? とても短い文章ですが、幕末の息吹を感じられます。
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