反抗的な道化のパワー:『道化の民俗学』レビュー
みなさんは、「道化」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
サーカスやお祭りで笑いを誘うピエロ?
それとも、ちょっといたずら好きな妖精?
じつは道化は、世界中の文化に共通して存在する、とても奥深い存在なんです。
そして、さまざまな国や地域での「道化」の役割について詳しくおしえてくれるのが、『道化の民俗学』という本。文化人類学の巨匠・山口昌男さんが書いた本です。
ぼくは、この本を読んで、「道化」がとても大切な存在なのだと知りました。
今回は、ざっくりと本書の内容