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ありそうでなかった「自己分析」と「マンガ」の組み合わせ:『宇宙兄弟とFFS理論~』レビュー

「自分には取り柄がない」とがっかりしていませんか?

でも、心配は無用!

今回紹介する『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれるあなたの知らないあなたの強み』という本を読めば、きっと自分の得意なことがわかるはず。

本書では、大人気マンガ『宇宙兄弟』とからめて、ソニー、LINEなどの大手企業も採用する「FFS理論」が紹介されています。


FFS理論ってなに?

「FFS理論」は、人の性格を5つの要素で分析する方法。

以下が5つの要素。

凝縮性: 価値観を固めていく力
受容性: 外部を受け入れようとする力
弁別性: 白黒はっきりと分けようとする力
拡散性: 飛び出していこうとする力
保全性: 維持するために工夫改善していく力

自分の長所に気づくだけでなく、他人のよさも理解できるようになります。

人それぞれ違う強みがあることがわかれば、上手に付き合う方法も見えてくるように。

ちなみにFFSは「Five Factors and Stress」の略です。

マンガの名シーンで腑に落ちる

この本のすごいところは、人気マンガ「宇宙兄弟」の登場人物を例に説明しているところ。

人にはそれぞれ、得意な分野とその活かし方があります。

登場人物たちの行動やセリフから、それぞれのFFS理論に基づいた性格が読み解けます。

たとえば、主人公のムッタは「保全性」が高いタイプ。

優柔不断なところがあり、慎重で一歩ふみ出せないこともありますが、合理的に考えることができます。

一方、弟の日々人は「拡散性」が高いタイプ。

お人よしで、興味があることなら後先考えずにすぐに動きます。

このように、マンガの名シーンを通してFFS理論を理解することで、自分自身の性格や強み、そして周りの人の性格も理解しやすくなります。

「宇宙兄弟」好きにオススメ

本書は特に、「宇宙兄弟」好きにはオススメしたい一冊。

この本を読めば、単に自分の性格を理解するだけでなく、登場人物たちの新たな魅力を発見できます。

登場人物の性格をより深く理解できるようになると、物語の理解度がいっきに増し、もっと面白くマンガを読めるはず。

ちなみにぼくの診断結果は「日々人」タイプでした。

皆さんはどんな結果になるか、楽しみですね。

まとめ

この本は、自分自身を理解し、周りの人とより良い関係を築きたい人にオススメ。

マンガの名シーンを通してFFS理論を理解できるので、誰でも楽しく読み進めることができます。

一人ひとりが自分らしく生きられるように、お互いの個性を尊重し合う。

そんな生き方のヒントがきっと見つかるはずです。

ふとおもったのが、『宇宙兄弟』があるなら、『キングダム』のバージョンも見てみたい...

と思ったら、「キングダムキャラクター診断」というのがありましたw(FFS理論とは関係ありませんが)

ぼくの診断結果。データや統計などを読み、的確に分析していくことが得意、とありました。データサイエンティストを目指しているので、ちょうどいいと思いました!(個人的には謄がよかった…)


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