マガジンのカバー画像

【読む】本と映画のきろく

522
読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
運営しているクリエイター

記事一覧

41歳でマンガ家デビュー!?『王様ランキング』作者の逆転人生物語がヤバすぎる

過去5年間で見たアニメのなかで、トップ5に入る作品が『王様ランキング』。 なんど泣いたこと…

プロンプト本の決定版!「問い」で生成AIの可能性を最大限に引き出す:『AI時代の質問…

皆さんは、生成AIとどう付きあっていますか? ChatGPTのようなAIに何かを質問すると、まるで…

忘れられないマンガ体験:『黄色い本』

高野文子さんの作品をはじめて読みました。 それが『黄色い本』というマンガ。 新作が出ると…

港湾労働者から「哲学者」になった男の、ふか~い言葉の世界:『魂の錬金術』

長らく待ち焦がれていた一冊が、ついにぼくの手に! その一冊とは、エリック・ホッファーの『…

大人こそ知りたい!昔話に学ぶ生き方戦略:『人生に効く寓話』

『人生に効く寓話』という本を読みました。 著者は池上彰さんと佐藤優さん。 グリムやイソッ…

【感動】美しい本の秘密が大公開!プロデザイナーの技法を盗もう:『美しいブックデザ…

『美しいブックデザイン』という本に出会いました。 以前、別の記事で紹介した『ブックデザイ…

テクノロジーの奴隷になるのか?ダグラス・ラシュコフが警告!『デジタル生存競争』出版記念講演

ダグラス・ラシュコフさんをご存知でしょうか? 彼は、『デジタル生存競争』などの著書で知られる、テクノロジーと社会の関係について深く考察している思想家です。 その『デジタル生存競争』の出版を記念して、日本でおこなわれた講演の記録がYouTubeに上がっていました。 正直なところ、おもしろすぎます! 「核戦争後の地球のほうが、火星よりもいい」といった、いままでに考えたことのない視点のごった煮。 「資本主義を非難することにおおくの時間を費やした」と語るダグラス氏は、なんだ

変化を恐れず、新しい自分に出会うための物語:『迷路の外には何がある?』

『チーズはどこへ消えた?』という本をご存じでしょうか? 世界中で2,800万部も売れた、変化…

家族という名の怪物と、それでも生きていく:「住みにごり」

友人にすすめられて読み始めた『住みにごり』は、予想をはるかに超える衝撃作! 主人公である…

フェイクニュースに騙されないために:『情報戦争を生き抜く』津田大介

ネガティブなニュースに疲れていませんか? SNSを開けば、さまざまな意見が飛び交い、いった…

【神本】もう迷わない!初心者でもたったの「3色」でセンスUPする配色レシピ

Kindle本を作成する際に、表紙のデザインは頭を悩ませる部分の一つ... とくに、配色選びはセ…

観光客になることで自分の殻をやぶる!?『弱いつながり』東浩紀

東浩紀さんの『弱いつながり 検索ワードを探す旅』を読了。 現代社会における情報過多と、そ…

職人に学ぶ失敗力!生きぬくためのリアルな教訓:『学校の勉強だけではメシは食えない…

今回は「学校の勉強だけではメシは食えない!」という本をご紹介。 この本は、世界トップの職…

隠れて生きよ!? 古代ギリシャの哲学者・エピクロスに学ぶ幸せのあり方

エピクロスをご存じでしょうか? 世界史や、倫理の授業で聞いたことがあるかもしれません。 ぼくは『史上最強の哲学入門』を読んでから、一気にエピクロス派になりました。 エピクロスは、古代ギリシャの哲学者。(紀元前341年 – 紀元前270) 彼は、「幸福」を人生の目的におきました。 いまでは当たり前に聞こえるかもしれませんが、ストイックの語源にもなったストア派は「徳」を人生の目的においていました。 今回はそんなエピクロスについて、3つの視点からご紹介します。 1.