マガジンのカバー画像

【読む】本と映画のきろく

527
読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
運営しているクリエイター

記事一覧

資本主義に抗うために ~幸せな暮らしを取り戻す3つのヒント~

おはようございます! 昨日は『デジタル生存競争』という本から学んだ3つの視点をご紹介しま…

億万長者たちの素顔:「デジタル生存競争」

テクノロジーの進化とともに、ぼくたちの生活は劇的に変化しています。 スマートフォンがなか…

マンガ版「7つの習慣」を読んで、自分のミッションをまとめてみた

昨日、マンガ版「7つの習慣」を久しぶりに読んだ話をしました。 再読した理由は、最近、自分…

ひさびさに「7つの習慣」のマンガを読んでみた

「自己啓発本なんて、もう読み飽きた」って思ってませんか? でも、マンガ版の登場で、すべて…

自分へのクリスマスプレゼントに選んだ"最強の3冊":来年の計を練るための戦略論から…

クリスマスシーズンがやってきましたね。 街中がイルミネーションで彩られ、どこからかクリス…

41歳でマンガ家デビュー!?『王様ランキング』作者の逆転人生物語がヤバすぎる

過去5年間で見たアニメのなかで、トップ5に入る作品が『王様ランキング』。 なんど泣いたこと…

プロンプト本の決定版!「問い」で生成AIの可能性を最大限に引き出す:『AI時代の質問力』

皆さんは、生成AIとどう付きあっていますか? ChatGPTのようなAIに何かを質問すると、まるで人間が答えているかのように自然な文章で返ってきます。 でも、ただ漠然と質問するだけでは、AIの能力を最大限に引き出すことはできません。 今回ご紹介する『AI時代の質問力 プロンプトリテラシー』は、そんな悩みを解決してくれる一冊。 個人的には、プロンプト本として決定版なのではと感じています。 著者は、人工知能(AI)ではなく、人工生命(ALife)の専門家というユニークな

忘れられないマンガ体験:『黄色い本』

高野文子さんの作品をはじめて読みました。 それが『黄色い本』というマンガ。 新作が出ると…

港湾労働者から「哲学者」になった男の、ふか~い言葉の世界:『魂の錬金術』

長らく待ち焦がれていた一冊が、ついにぼくの手に! その一冊とは、エリック・ホッファーの『…

大人こそ知りたい!昔話に学ぶ生き方戦略:『人生に効く寓話』

『人生に効く寓話』という本を読みました。 著者は池上彰さんと佐藤優さん。 グリムやイソッ…

【感動】美しい本の秘密が大公開!プロデザイナーの技法を盗もう:『美しいブックデザ…

『美しいブックデザイン』という本に出会いました。 以前、別の記事で紹介した『ブックデザイ…

テクノロジーの奴隷になるのか?ダグラス・ラシュコフが警告!『デジタル生存競争』出…

ダグラス・ラシュコフさんをご存知でしょうか? 彼は、『デジタル生存競争』などの著書で知ら…

変化を恐れず、新しい自分に出会うための物語:『迷路の外には何がある?』

『チーズはどこへ消えた?』という本をご存じでしょうか? 世界中で2,800万部も売れた、変化…

家族という名の怪物と、それでも生きていく:「住みにごり」

友人にすすめられて読み始めた『住みにごり』は、予想をはるかに超える衝撃作! 主人公である次男が実家に戻ってくるというシンプルな設定ながら、不穏な雰囲気が読者を物語の世界へと引き込みます。 浅野いにおさんの『おやすみプンプン』を彷彿とさせる独特な世界観は、一度読んだら忘れられません。 今回は、この作品から得た3つの視点について掘りさげていきます。 ストーリー:日常に潜む狂気物語は、夏に実家に帰省した29歳の主人公の視点から描かれます。 寝たきりの母、癇癪もちの父、無言