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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと①
もう何年も前に題名は考えていましたが、いざ書き始めると思考回路が停止して、キーボードを打つ手が止まってしまっていました。
これから書くことは、少年野球に対してポジティブなことではなく、実際私が経験したネガティブなことを元にした物語です(捉え方は自由です)。
息子はもう少年野球に関わる年齢は過ぎ、学校の部活で他のスポーツを楽しんでいます。
しかし、時折、弟を相手に遊びでキャッチボールをするのです。
息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑧
主な登場人物はこちらから。
入団してまず戸惑ったことは、連絡先を一方的に私(母親)に決められたことだった。
当初、息子が野球を始めるなら、野球好きな私はいろいろと口を出してしまいそうだから、夫に全て任せようと思っていた。
夫は野球とは無縁の人だが、車出しやチームの手伝いには前向きだった。
次に驚いたことは、「お茶当番」という制度が、監督やコーチへのお茶出しだったこと。
今ではお当番制度の問題点で
息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑨
入団すると、長男はこれまで他の母親たちに、「〇〇くん」と呼ばれていたのに、急に呼び捨てされるようになった。
私は自分が指導する立場でもないのに、他人のお子様をいきなり呼び捨てすることに抵抗があったので、やめておいた。
同じように思っているけれど、前倣えをする人もいれば、そうじゃない人もいた。
その点も、モヤモヤの一つだった。
それぞれ家族構成や家庭の事情が違う故、親の協力の頻度と内容は決して平等
息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑩
入団してからの土日は目まぐるしかった。
団員がまだ少ないということもあり、長男はすぐ試合に出された。
私もその試合で未経験なのにスコア付けを任され、夫は車出し、家族総出で野球の世界の一員になった。
車出しではモヤモヤすることがあった。
車を出しても、誰が乗るかを決めるのは役員の京子。
運転手の夫以外、我が家の車には誰が乗るかわからない。
子ども達の相性を考慮してか、長男が違う車に乗ることがあったり
息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑪
主な登場人物はこちらから。
半ば強制的に出場することになった通称・親子大会。
低学年の試合なので、ピッチャーはトスマシーン。
当然自宅にはトスマシーンなどないので、ぶっつけ本番だった。
いや、他の人は子ども達と一緒にグラウンドで練習していたかもしれないので、私に限っては。
改めてその時の集合写真を見たが、チームの親Tシャツを着ている人もいれば、そうでない人もいる。
試合以外の練習日でもそれを着て
息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑫
主な登場人物はこちらから。
親子大会が終わり、少ししたところで、飲み会があった。
いつだったのかはっきり覚えていなかったのだが、美智子と二人固まって、コーチが持ってきたボジョレーヌーボーを飲んだことを今思い出した。
11月だった。
低学年チームだけの、公民館の一室で行われた小さな会合。
役員の京子と恵美子が取り仕切りっていた。
席は団員、監督・コーチ・パパコーチ、母親の山ではっきり分けられてい