#現代詩
詩126 ゴールデンボーイ✨
何しろ、ペアがいい。
ペアといいながら、ワンマンな奴は、ヨウナシだ。
誰かに、 何かを言われた訳でもなく、教わった、訳でもなく。
上へ 下へ。 かき混ぜる。
交互に 勝手に 縦横無尽。
意思の疎通 はからずとも、両者の仕事は あ うんの呼吸か。
その姿。
まるで、 ナスの炒め物に ふりかけた、かつお節のように揺らめき、 美しい。
本当の色は何色なんて、関係ない。
見えないゴールデ
詩125 パンケーキ
私は人。人の形になる。
別れ道。別れ道から聞こえる、 甘美なサウンドに酔いしれる。
一音ごとに、 感じる 愛。
かわりに私は、 吐き気を催す、 快楽を提供する。
入れ替わり 立ち替わり。
ぐるぐる ぐるぐる。
ぐるぐるは、とまることが無い。
獣。
獣となった、私たちは、そのうち、バターとなって トロトロ トロトロ 溶け合って。
あとは、仕上げのハチミツを待つばかりだ。
フカフ