ヒマラヤ

Sensory Percussionの日本語TIPSを作っています。

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最近の記事

Feel SpecialとFIESTAは似ているのか否か。

2020年2月17日、紆余曲折を経てIZ*ONE/BLOOM*IZが無事にリリースされました。本来であれば昨年の11月には世に出ていたと言う事もあって、焦らしに焦らされたWIZ*ONEにとっては待ちに待ったフルアルバム。アラサー限界独身男性である私も職質寸前の笑顔で毎日聴いております。 自分が好きになったモノを自分以外の人がどう思っているか気になってしまうのが人の性、Twitterで検索してみるとよく出てくるのが「何かFeel Specialと似てない?」と言ったお言葉の数

    • ジョジョメイヤー的ドラムンベースの練習法

      皆様、お久しぶりでございます。ぱったり更新が途絶えて約半年程経ちましたが、2020年もひたすら電子音楽の再現に挑戦し続けていこうと思います。 今回取り上げるビートはタイトルにもあるようにJojo Mayerの超有名な動画です。 シーケンサーみたいに見事な演奏ですね・・・こんなんマジで出来るようになるんか?と思いながらもスロー再生を何度も繰り返しながら一生懸命採譜したのが下の画像です。(読みづらい&汚くて申し訳ありません。) BPMが170〜180程度という事もあって全体

      • ヨレたビートを叩くための練習方法

        某電子ドラムメーカーから買ったハイハットが期待はずれだった為に更新がパッタリ途絶えた当日誌、空白期間に冷静になって考えてみたところ別に誰かと契約してるわけでも無いんだから無理に週刊連載にこだわらんでもいいのでは?となり、思いついたトピックを不定期に綴っていく事にしました。 今回はクリス・デイヴ以降の打ち込み再現勢としては避けて通れないヨレたビートについて掘り下げていこうと思います。 というのも以前までこのヨレたビート、自分の中では天才にしか出来ない秘伝の奥義みたいな認識だ

        • Pintech Visulite 奮闘記・後編

          こんにちはヒマラヤです。前編は奮闘記という名の怨みつらみをバチバチとタイピングしましたが、後編は奥歯ギシギシ言わせながらポジティブな事も書いてますんでどうかお付き合いください。怒りや抑圧が新しい表現に繋がると聞いた事があるのでコレもある意味音楽かと。 百歩譲ってPintech Visuliteの良いところその1・見た目は良い 完全にダサいのは間違い無いんですが、昔の人が考えた間違った未来のハイハットという感じが最高で気に入ってます(SIMMONSから出てた六角形の電子ドラ

          Pintech Visulite 奮闘記・前編

          こんにちはヒマラヤです。以前ツイッター上でmy new gearとか言って自慢してたPintech Percussion社のVisuliteなるデジタルハイハット、Sensory Percussionと上手く融合させると面白い表現が出来るのではないかと思いボーナスをぶち込んだわけですが、結果から言うと大後悔です。大後悔時代の到来です。 半分は商品への過度な期待が原因なのですが、もう半分は電子ドラムとして世に出すには致命的な欠陥が多すぎる点です。人柱として自分以外に枕を濡らす

          Pintech Visulite 奮闘記・前編

          Sensory Percussion 日記 09

          〜Lo-Fi Hip Hopを再現しよう!・応用編の巻〜 こんにちはヒマラヤです。またまたLo-Fi Hip Hopをリファレンスとして今回からは外部DAWであるAbleton Liveとの連携にも触れていきたいと思います。 外部DAWとの連携と言うとなんとなくややこしそうな響きですが、我々がしないといけない事はただ一つ。SunhouseがAudio Streamerというプラグインと適切なルーティングを施したテンプレートを公開しているので、そちらをダウンロードして起動す

          Sensory Percussion 日記 09

          Sensory Percussion 日誌 08

          〜Lo-fi Hip Hopを再現してみよう!・基本編の巻〜 こんにちはヒマラヤです。以前までは、こういうの別に新しくなくない?と毛嫌いしてたLo-fi Hip Hop。某ラジオの特集を聞いて「あーそういうことね完全に理解した」状態になってからは自分なりに色々掘って楽しんでおります。 今週のリファレンスは「L'indécis - Soulful」です。0:55から二拍分入るフィルター使いをドラミングで再現していきましょう。(正直こういったフィルターやEQをスパイス的に使う

          Sensory Percussion 日誌 08

          Sensory Percussion 日誌 番外編 01

          〜緊急事態!実家のWindowsで録画出来ない!?の巻〜 こんにちはヒマラヤです。お察しの通りやらかしました・・・やるネタは決まってたんですが、動画が撮れなかったらどうしようもないのでSensory Percussionに関する機材について綴っていこうと思います。 〜Sensory Percussionに向いてる・向いてないオーディオインターフェイス〜 日誌01でも書いた通り、Sensory Percussionを使うにはXLR端子の付いたオーディオインターフェイスが必

          Sensory Percussion 日誌 番外編 01

          Sensory Percussion 日誌 07

          〜スネアの連打に徐々にエフェクトをかけよう!の巻〜 こんにちはヒマラヤです。見切り発車でスタートした打ち込み再現編ですが、実際に手を動かしてみると全然出来なかったりしてひいこら言いながらネタ探しに奔走する毎日。週一更新は死守したいものです・・・ 今週のリファレンスは「Chambray / Ghetto Giants」の1:10辺りです。 徐々にリバーブがかかっていくスネアの連打とカウベルが流れますが、今回はカウベルを無視して再現します。 かなり見にくいですが譜面です、

          Sensory Percussion 日誌 07

          Sensory Percussion 日誌 06

          〜ベースラインを伴ったキックを再現してみよう!の巻〜 こんにちはヒマラヤです。前回サラッと触れた通り、今週からは検証と言うよりも出音主体でSensory Percussionと向き合ってみようと思います。折角電子音が出せるので、色んなダンスミュージックのお決まりパターンを出来る限りループ等を使わず人力での再現に挑戦していきます。 本日のリファレンスは「NCT DREAM / We Go Up」の冒頭のパターンです。 SM entertainmentに所属出来る顔面と骨格

          Sensory Percussion 日誌 06

          Sensory Percussion日誌 05

          〜マジでやれんのか?の巻・後編〜 こんにちはヒマラヤです。マジでやれるかは手前次第というヤンキー漫画よろしくなオチで幕を閉じた前編・・・今週は気持ちを切り替えて、更に今までスネアに付けていたトリガーをバスドラムに付け替えて、真面目に検証していきます。 公式の動画が無かったので設定画面から見てみましょう。 バスドラムには6種類の音をアサイン出来るようで、下記のように叩き分けます。 closed - バスドラムのクローズ奏法 open - オープン奏法 ---------

          Sensory Percussion日誌 05

          Sensory Percussion日誌 04

          〜マジでやれんのか?の巻・前編〜 こんにちはヒマラヤです。今回は先週お伝えしたとおり、本当にひとつのドラムから10パターンの音が出せるのかを結構厳しく検証していきます。卑屈で人の粗探しが得意な私が生き生きとしている姿を御覧下さい。 まず10通りの音をどうやって出すのかをおさらいしてみましょう。 大きく「叩く場所を変える」グループと center - ヘッドの中心を叩く edge - ヘッドの端を叩く rim tip - スティックの先の方でリムを叩く rim shou

          Sensory Percussion日誌 04

          Sensory Percussion日誌 03

          〜ベロシティと音階の巻〜 こんにちはヒマラヤです。今回は以前行ったベロシティ設定にもう一手間加える事で、より複雑な表現に挑戦していきたいと思います。まずこちらの動画を御覧ください。 Greg FoxはSensory Percussionを自身の活動に積極的に取り入れているドラマーの一人で、音量を抑えたメッシュヘッドでなく、プラスチックヘッドを使う事でドラム本来の音と電子音を上手く融合している所が特徴的です。 最初は「上手すぎて参考にならん!!!」と嘆いていたんですが、何

          Sensory Percussion日誌 03

          Sensory Percussion日誌 02

          〜ベロシティとゴーストノートの巻〜 こんにちはヒマラヤです。前回はとりあえず音を出すところまで進みましたので、もう一歩踏み込んだ設定を施し、より音楽的な表現をしていきたい思います。 今回のサブタイトルにもある「ベロシティ」ですが、実際に説明してみるとなると難しかったのでWeblio辞書から引用させて頂きます。 ベロシティとは、電子楽器の演奏情報のやり取りをするための規格であるMIDIにおいて、音の強弱を表す数値のことである。 ベロシティは0~127の128段階あり、0は

          Sensory Percussion日誌 02

          Sensory Percussion日誌 01

          〜クイックスタートの巻〜こんにちはヒマラヤです。今回はクイックスタートの巻と題しまして、Sensory Percussionで音を出すところまでを説明していきたいと思います。 必要なもの Sensory Percussion及び同梱されたピックアップ ドラム(今回は14インチのスネアドラムを使用) メッシュヘッド パソコン オーディオインターフェイス XLRケーブル スピーカー ソフトウェアのアクティベーション まず箱を開けると洒落こいポストカードが入っております、裏面に

          Sensory Percussion日誌 01

          Sensory Percussion日誌

          こんにちはヒマラヤです。「年号も変わるし何か新しい事始めてみようかな〜」と思いたったこともあり、これから「学生時代に、ドラムをかじってた程度の人間」が実際にSensory Percussionを使ってどんな事が出来るのか?というのを思考錯誤していきながら、ブログ形式で綴っていこうと思います。 で、タイトルにもなっている"Sensory Percussion"が一体どんな物かざっくり説明すると・・・ 振動センサーを内蔵したトリガーをドラムの側面に取り付けることで、ヘッドの振

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