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ヨレたビートを叩くための練習方法

某電子ドラムメーカーから買ったハイハットが期待はずれだった為に更新がパッタリ途絶えた当日誌、空白期間に冷静になって考えてみたところ別に誰かと契約してるわけでも無いんだから無理に週刊連載にこだわらんでもいいのでは?となり、思いついたトピックを不定期に綴っていく事にしました。

今回はクリス・デイヴ以降の打ち込み再現勢としては避けて通れないヨレたビートについて掘り下げていこうと思います。

というのも以前までこのヨレたビート、自分の中では天才にしか出来ない秘伝の奥義みたいな認識だったんですが、松下マサナオさん率いるYasei Collectiveのブログにて4拍5連を取り上げた記事を読んでみて、もしかしたら人種やグルーヴみたいなあやふやなモノじゃなく奇数連符を応用すれば譜面で解決出来るのではないかと思ったのです。

話は戻りまして、以下が今回リファレンスとして取り上げる演奏動画です。

以前まではこういったビートをハットは通常通りのシャッフルビートで2打目のキックを感覚的に少し前にしてるという認識だったんですが、五連符を意識して分析してみるとその考え方が違っていた事がわかりました。以下Ableton Liveで打ち込んでみた映像です。

キックを抜くと6/8拍子のシャッフルビートに聴こえますが、キックを入れてみると実はそうでは無くて、5/8拍子の1,4泊にハットを置いてハネを演出しているビートであることがわかりました。ここからは五連符を意識してこういったビートを再現するための練習法を考えてみたので御覧ください。

ヨレたビート再現TIPS
1.頭にアクセントを置いた五連符を叩く。(濃い赤がアクセント)

2.リファレンスの間を縫う様に音符を配置する。(手順が変わっても五連符を感じやすいようにする)

3.間を抜いてリファレンスの様に演奏する。

以上の3パターンを8小節ずつ続けて実演してみました、御覧ください。

やっぱりまだ自分の中で消化しきれていないと言うか聴いていて気持ちの良い演奏ではありませんが、頑張って練習すればいつか自分のものに出来るのではないかと・・・(もちろんめちゃくちゃ頑張らないとダメですが)

世で活躍する一流ドラマーは感覚的にヨレを再現しているのかもしれませんし、常人にはまず出来ないような奇数分割で再現しているのかもしれません。◯◯がインタビューでこう言ってたぞ!とか知ってる方がいらしたら教えて頂きたいです。

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