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Sensory Percussion日誌 05

〜マジでやれんのか?の巻・後編〜

こんにちはヒマラヤです。マジでやれるかは手前次第というヤンキー漫画よろしくなオチで幕を閉じた前編・・・今週は気持ちを切り替えて、更に今までスネアに付けていたトリガーをバスドラムに付け替えて、真面目に検証していきます。

公式の動画が無かったので設定画面から見てみましょう。

バスドラムには6種類の音をアサイン出来るようで、下記のように叩き分けます。

closed - バスドラムのクローズ奏法
open - オープン奏法
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rim tip - スティックの先の方でフープを叩く
rim shoulder - スティックの腹でフープを叩く
hardware - バスドラムのラグ等の金属パーツを叩く
shell - バスドラムの胴を叩く

6種類と言っても正直な所両腕はいつも何かしら叩いてますし、わざわざ叩きにくいバスドラム(しかもフープ等の傷つきやすい木材部分)をスティックで叩くのも少し抵抗があるので実質ペダルの踏み分けで認識させる2種類のみかな、という感じです。

とりあえずペダルでの奏法の違いを認識出来るかチェック
バスドラムのヘッドをメッシュに交換してセンサーを取り付け、スネアと同様に設定からラーニングを終えた上でcloseに808のキックを、openに808のキックにベースを被せたサンプルをアサインしてみました。

基本的には自分が意図した通りに認識されていますが、openの連打であったりopenの直後にcloseを鳴らす際にベースが被ってしまうのでその辺りを設定で解消していきたいと思います。

不自然な音の被りを解消する為の設定

01.リトリガー設定
今回openにアサインしている様な長めのサンプルを連打する際、リトリガー設定を施す事で叩くごとに頭から再生してくれるのでスッキリまとまってくれます。Sampler内のretrigボタンをオンにするだけでOKです。

02.チョーク設定
Sampler内のchoke:右側にあるボックスをダブルクリックすると青く光りますので、任意のグループ名(ここではbd)を設定します。open側もbdグループに入れましょう。

こうする事で別の部位を叩いてもリトリガー設定を施した時と同じ様に音の被りが解消されるので、キックが余韻のベースに埋もれる事を防いでくれます。

03.実際に叩いてみました

リトリガー、チョークの設定は上手くいってますが、なぜかopen,closeが上手く認識出来てないという残念な結果に・・・

04.総括
ペダルの奏法で2種類の音を出すのは現時点では無理でした、こちらもスネアと同様に設定のブラッシュアップと日々の研鑽が必要な様です。スネアとキック共に解決策が分かればポストしていくつもりです。

約一ヶ月かけて自分の持っているスキルでどんな事が出来るのかが分かってきたので、検証ベースのポストはここまでとして次週からはこういうビートを作る時はどう設定するべきかと言った切り口の逆引きTIPSを書いていく予定です。

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