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障害を負っているから見える世界

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障害を背負って日々生きていると、『おや?』と思うことに遭遇することが多いのです。『私はいやだなぁ…』『私はこう思う』そんな記事たち。
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2023年7月の記事一覧

ただの黒い小魚で。

ただの黒い小魚で。

(※先に書いた記事の気に入っているところを抜粋)

今日はかなり暑かったけど、背中に保冷剤を背負って港まで小魚を見に行った。

小魚たちは群れになって泳いでた。

ふと、スイミーって言葉が降りてきた。
あの、国語のスイミー。

『スイミーはさ、目になったんだからさ…

みんなの中にいることができたんだよね?

スイミーはみんなに❝大きな魚のふりをしよう❞って意見が言えたんだよね?

言えないよ…

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障害者が怖い障害者はけっこう多い。

障害者が怖い障害者はけっこう多い。

私自身、先月に発達障害がみつかった。
PTSDに悩まされているし、入眠困難は4歳からだ。

成人後に精神障害者保健福祉手帳を取り、私は名実ともに『障害者』である。

しかし、私自身は『障害者』と呼ばれることを好まないし、『障害者』という言葉も好きではない。

なんなら、障害者施設などで過ごすのはけっこう居心地が悪い。

◎障害者同士はわかり合えるのか?
『障害者同士、わかりあえるだろ?』
とか、

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同一人物ですが?

同一人物ですが?

『障害者雇用』。

私は言葉のパワーを感じた。

私はクローズ就労もオープン就労も経験している。

クローズで入社

『ねぇ、〇〇さんとこはお子さんは?』
『朝イチから出れるって?』
『どこか子供預かってくれるん?』

と、私は質問をされる。

オープンで入社

『(お昼の弁当がいつも白むすびの私を見て)
お母さんは…?』
『えっ、ひとり暮らしなの?!』

と私は言われる。

私は同一人物だ。

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