Buck-Tick(バクチク) 〜 80年代〜現代の日本ロックシーンを支えたバンドたちVol.2 ~ ゴシックロック、ヴィジュアルの原型
90年代ビジュアルの元祖・原型
Buck-Tickというバンドに出会ったのは、音楽ライフの初期のころ。
ロックを聴きはじめた頃に、深夜の音楽番組で「悪の華」という彼らを代表する曲のPVが流れてきました。そのとき「ああ、こんなのがあるんだ!」と思ったんです。それまでは、明るく、ポップなロックが日本の主流だと思っていましたので。ボウイ、ブルーハーツとは違うダークな怪しさに惹かれていたのでしょうかね。
そして、このバンドのことを知りたくなり、そのままアルバムを購入したのが聞き始め。
髪を立てて、ブラックな色合いに身を包み、メイクをバッチリきめていた。そういう意味でも、90年代に一大ブームとなる、ビジュアル系とよばれる括りの方々の原型とも言えますね。
分かりやすいポップバンドだった時代
「Hurry Up Mode」という作品をメジャー前に出しています。この内容がとても濃くてメジャー前とは思えない完成度。この明るいイメージが初期のBuck-Tickでした。
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