老齢の境地の心境 ~「Touch of Grey」The Greatful Dead
朝から雲が広がっている日は、晴天と比べると、すっきりしないのは、低気圧のせいでもあるし、灰色という色味のせいでもあるでしょう。
灰色という色が我々のマインドや行動様式に与える印象にはどういったものがあるのでしょうか。
不安、あいまい、まよい。はっきりしない、主張しないからということがありそう。
そこから、派生して、たしかに洗練されたイメージもある。
これが気候となれば、はっきりしない=あいまいということで、気だるさにもつながってくるのでしょうか。
人間で灰色と言えば、白髪。グレーヘアー。老齢の境地。
そんな心境をうたったのが、グレイトフル・デッドの「Touch of Grey」。
老齢の境地に達すると、何事かに対して達観してくるもの。人生らくありゃ苦もあるさじゃないですが、そんなような歌詞もある。「悪く見えることだって、捨てたもんじゃない。どんなに希望があっても光にはわずかな灰色が含まれるって言うぜ」みたいな。
自分がその年になった時を想像して聞いてみるのも良いかもしれません。
曇天模様の空の下で。
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