還る場所がある安心感 ~「緑の町に舞い降りて」 松任谷由実
これは、新緑の盛岡をイメージした曲。
盛岡は、初秋の修学旅行でわんこそばを食べた思い出しかないのだけれど、新緑の時期はとても美しい街並みになるようです。
この曲は、ユーミンが実際、盛岡を旅して、その思い出を綴ったものなんだとか。
歌詞で秀逸だなと思うのは以下の部分
誰かに恋をして、誰かと共に歩み始めてから、世界が息づいているように見える。
はつらつとした若き日の恋の感情が、みずみずしく描かれていますね。自分は世界の中の一人でしかないのだけれども、恋をした瞬間は自分自身が世界そのものであるかのような幸せな感情に包まれるもの。
そうさせるのは、きっと還る場所がある安心感なのかもしれません。
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