レコードジャケット博覧会シリーズvol.1 / 人物編
さて、数多く聞いてきた音楽の中でも、これぞ!!というジャケットにたくさん出会いました。そんな記憶に残って、LPがあるならLPで持っていたくなるような、そんなジャケットを何回かに分けてご紹介してみます。
まずは、人物編から。
オジーオズボーン- No More Tears
このアルバムで引退!という宣言が飛び出していたときに発売されたアルバムは、石版画に刻印されたかのような素晴らしいジャケットにつつまれておりました。LPを探して購入しました。
BUCK-TICK - 悪の華
架空の街、中世の街、闇夜に集い怪しげな催事を行う人々、、そんなテーマ性を持った楽曲が散りばめられたアルバムジャケットは、まさにその世界を体現する怪しげな輝きに彩られております。
ビリーアイリッシュ – When We All Fall Asleep, Where Do We Go?
明らかに恐ろしいジャケット。エクソシストの世界ですね。。タイトルは、眠りについたら、さあどこへ行こうか?というニュアンスでしょうか。眠りについたら、こんなビリーがやってきて、脳内を彼女一色に染め上げるということなんでしょうか。
Triosence - First Enchantment
美しいピアノの旋律を聴かせてくれるドイツのピアノトリオのデビュー作もまた、美しいジャケットに包まれていたのです。
Eric Clapton - Journeyman
80年代のクラプトンの渋さは只者ではない。ジャケットが全てを主張しています。しかし、渋い。LPで購入しましたこれも。
テイラースウィフト- Evermore
ポップな彼女よりも、カントリーな彼女の音楽性の方が好みなんですが、このジャケット、まさにアメリカのカントリーを醸し出していて、素晴らしいと思います。たぶんレコードが発売されたら買うと思います。
Norah Jones- Come Away With Me
彼女のデビュー作は、その内容も素晴らしかったんですが、なによりもこの大きな瞳のジャケットの魅力も後押ししたように思います。LPで購入した一枚です。
Joni Mitchell - Hejira
孤高の存在とも言える、現在のジョニですが、そのミステリアスな雰囲気がとてもよく出ているのがこのジャケット。内容もヒット曲というよりは、渋めの楽曲が多く、その点もジャケットとマッチしてました。これもまたLPで購入した1枚です。
John Lewis - Grand Encounter
春風が舞い込むようなジャズのジャケットに相応しい、微笑みですよね。これもLPで購入。
レベッカ - ポイズン
この色合いが素敵ですよね。NOKKOの物憂げな表情もこの色彩にマッチしています。上を向いているのが良いですよね。この魅惑的なジャケットもLPが欲しくて、探し出してやっとみつけました。
Marisa Monte - Memorias , Cronicas e Declaracoes de Amor
ブラジルの歌姫の名作も、表情がアルバムの内容を全て物語っている素敵なジャケット。CDでしか出ていないのが残念なくらいのジャケットですね。
IVY - Long Distance
浮遊感ただよう音色を奏でるこのグループ。この表情と、サングラス、背景の切り取り方(背景が右肩上がりになっている)、切り取った背景のスペースに添えられたグループ名とアルバムタイトル。アルバムの内容に加え、ジャケットの構成も含めて、素晴らしい一枚。これもLPを出してほしかった1枚。
というわけで、ジャンルを問わず、素晴らしいと思ったジャケットを紹介してみました。
皆さんのお好きなジャケットがあればぜひ、教えてくださいね。
このシリーズ、まだまだ続きますのでご期待ください。