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エンディングノートの始め方

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hibiyaのエンディングノートを書く時、 どう書けばよいか、 書くとどんなよいことがあるのか、 どんな風に親御さんに勧めればよいのか、などなど そんな情報を集めたマガジン
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記事一覧

エンディングノートの項目を、一つずつ掘り下げる Part.4 「苦手について」

エンディングノートの項目を、一つずつ掘り下げる Part.4 「苦手について」

誰にでも「苦手」なものがある。多分。

スポーツ、数学、人付き合い、、、
苦手の種類は人それぞれ。

私にもたくさんの苦手がある。
その中のひとつに「運転」がある。

この苦手を分解してみると、意外なことが見えてきた。
今日はそのことについて書いてみようと思う。

私は「車の運転が苦手」というのだけれど、本当の苦手はどこなのだろう?

渋滞が苦手?
車幅などの感覚がつかみにくい?
事故のリスクに異

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エンディングノートの項目を1つずつ掘り下げてみる  Part.3 「情報の管理」

エンディングノートの項目を1つずつ掘り下げてみる Part.3 「情報の管理」

久しぶりのエンディングノート深堀りシリーズです。

さて、あなたは遺言書を書いたことはありますか?

私が初めて遺言書なるものを書いたのは、小学5年の時でした。

「もしも私に何かあった時は、大事ものボックスに入っているサンリオグッズは全部妹にもらって欲しい。あと着たい服は、着れるようになったら着てね」

学校の課外授業で2泊3日のキャンプに出かけるにあたって、お気に入りの便せんにこう記し、
自室

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認知症とのかかわり方、今できる備え

認知症とのかかわり方、今できる備え

75歳から、認知症のリスクはぐんと上がってくるらしい。
人生100年時代。

2025年には、高齢者の5人に1人が認知症になると推計されている。
私たちにとって、認知症は、他人ごとではない。

今回は、
・母の一日健忘症から考えた認知症のこと
・友人の看護師から学んだ、今からできる認知症になったときのための備え

これらについて、すこし考えてみたいと思う。

母が、記憶障害

58歳の時、母は、忙

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老いる前に、今の自分が未来の自分の為に出来ることがある!

老いる前に、今の自分が未来の自分の為に出来ることがある!

老いる、介護、などという言葉に前向きな印象を持つ人は少ないだろう。

できることなら、最後の日まで、自分のことは自分でしたい。

しかし、

近頃思う。

今現在ですら、50代の私は周りの人にたくさん助けて貰って生きている。

下の世代の方達は当たり前のように理解していること、使いこなしているものに対して、私には一から説明が必要だったり、ツールの中身をよく把握出来ていなかったり、、、

同世代の中

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エンディングノート【残したい記憶】を書くためのアイデア

エンディングノート【残したい記憶】を書くためのアイデア

今回は【残したい記憶】について。

過去の大切にしたい記憶を書こうと思っても、一度に全ては思い出せない。

でも、大切な記憶は、きっかけがあれば、さっと引き出しから出すことができる。

エンディングノートに、見えるかたちにまとめておくと、いつでも、自分を穏やかな気持ちにしてくれるものになる。

気軽なエンディングノートの書き方

【残したい記憶】について書く前に、少しエンディングノートをより気軽に

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【エンディングノート】”育てていく”を意識したノート作りのポイント4つ

【エンディングノート】”育てていく”を意識したノート作りのポイント4つ

こんにちは!ひろたんです!

今回は、エンディングノートは更新し続けるという視点で、書き方をまとめてみました。

エンディングノートは、死ぬまで完成しない。以前の私のやりたいことリストには、
「エンディングノートを書ききる」と記載をしていました。
今は、死ぬまで完成しないものだと思っています。

エンディングノートは、過去と今現在の自分の情報を整理する要素もありますが、これからの自分の情報も、随時

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【エンディングノート】母のやりたいことリストが進化!大事なのは、自己理解。

【エンディングノート】母のやりたいことリストが進化!大事なのは、自己理解。

こんにちは!ひろたんです!

今回は、hibiyaのエンディングノートにも項目のある「やりたいことリスト」について。

最近、私の母もエンディングノートを少しずつ、書き始めました。
その中の、「やりたいことリスト」を少し書いてみたことで、どのように母の意識、考えが変わったのか、まとめてみようと思います。

1.最初考えた母のやりたいこと

母は、最近旅の良さを感じています。
昨年、父と関西&広島に

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【エンディングノート】母と祖母にすすめた時の反応から、どうサポートするかを考える。

【エンディングノート】母と祖母にすすめた時の反応から、どうサポートするかを考える。

こんにちは!ひろたんです!

先日、母と祖母にエンディングノートをすすめてみました。
二人とも、楽しんでやってくれるかと思いきや、それぞれの反応が違っていました。そこから私が考察したこと、どういう風に上の世代にエンディングノートをすすめていけばよいか、私が考えたことをまとめてみようと思います。

86歳祖母へ、エンディングノートをすすめたときの反応

祖母は、歳相応の物忘れはあるものの、おかげさま

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エンディングノート【大切な人】を書く際のポイントと目的

エンディングノート【大切な人】を書く際のポイントと目的

こんにちは!ひろたんです!

自分にとって、大切な人と言われて思いつく人は誰ですか?
今回は、エンディングノートの項目「大切な人」を書く際のヒントになればいいなと思い、参考情報や、私が行動したこと、考えたことについて書いております。

大切な人ってどこまで書けばいいのかな?

hibiyaのエンディングノートには、「大切な人」を書く欄があります。

誰をかけばいいの?
今会っていないけど、それって

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エンディングノートの項目を、一つずつ深堀りしてみる  Part.2  「モノの管理」

エンディングノートの項目を、一つずつ深堀りしてみる Part.2 「モノの管理」

☕️
暮らしが整っていると、幸せになれるのか?
それとも、幸せな人の暮らしは、整ってるのか?

暮らしの整いには色んなジャンルがあるが、一番わかりやすいのは、目に見える「モノの管理」  だと思う。

では、なぜモノの管理が大切なのかを具体的に 4つの側面 からアプローチしてみる。

・暮らし本の素敵さを 分解する

「丁寧な暮らし」
「シンプルな暮らし」
「ときめく暮らし」
「持たない暮らし」

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エンディングノートの項目を、一つずつ深ぼりしてみる Part.1 「大切な人」

エンディングノートの項目を、一つずつ深ぼりしてみる Part.1 「大切な人」

エンディングノートの「大切な人」については、どんな風に書き残したいですか?

改めて書こうとすると、ペンが進みません。
なんだか悲しくなってきます。

そんなお声をたくさん聞いてきました。

エンディングノート認定講師の私が、エンディングノートの大切な人のページについて、具体的にどんな風に書いているのか、カテゴリー別でご紹介して参ります。

良かったら参考にしてくださいね。

カテゴリー別で 人別

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エンディングノートってね、最期があることを優しく教えてくれるんだ

エンディングノートってね、最期があることを優しく教えてくれるんだ

📃🖊
みなさん、エンディングノートは持っていますか?
エンディングノートと聞いてイメージされることは、どのようなことでしょうか?

・覚悟は出来てる?

八年前に母が亡くなり実家で父が一人になった時、あぁいよいよ次にお葬式を出すときは私が喪主なんだな、とちょっとした覚悟がうまれました。

そのあと叔父が亡くなって、その時あまりに悲しくて、なんでこんなに涙が止まらないんだろうって思ったときに、分

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実家に帰る前に 心を整える  〜エンディングノートの勧め方〜

実家に帰る前に 心を整える 〜エンディングノートの勧め方〜

🎆
年老いてくる親を見るのは、なんとも言えない歯痒さを感じますね。

若い頃、しっかりしていて頼りになった親ほど、そのギャップに悩まされる。
話が通じなくなっていたり、自分の話ばかりしてきたり、出来ていたはずのことが、出来なくなっている。

その幼くなっていくさまに、ストレスを感じることも多くなります。

そんな時に、こちらも不安から
『エンディングノートとか、ちゃんと書いといてよ』
こんな風に

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