『1分で話せ』
「あなたの話の80%は聞かれていない。」
なんて言われたら悲しいですね。
80%の根拠はともかく、自分が聞く立場の場合「私は100%聞いてる!」と自信をもって言い切れますか?・・・ませんよね。そんなものです。
だとしたら、どうしたらいいか?
一緒に学びましょう!
本書の目的
「伝える力」を世界一簡単に習得できることを目指す
というだけあって、かなりわかりやすいと感じました。
このnoteで概要をつかんで、興味が沸いたら是非本も手に取ってみてください。
「みんな聞いていない前提」
冒頭のように、みんなほとんどの話を聞いていません。悲しいけど現実です。それを前提に考えましょう。
だからこそ「1分で話せ」というわけですね。
ところで、
あなたの話、左の図になっていませんか?
左の図は、①ゴール/結論がなく、②誰に動いて欲しいのかわからない。
「結局なに?」「それは誰に言っているの?」「話が長い」
などとよく言われる方は要注意です。
右の図のように、①ゴール/結論があり、②誰に動いて欲しいか明確にしましょう!
「伝える力」は「動いてもらう力」
相手を動かしてなんぼ
いくら素晴らしいことを言っていても、相手が動かなければ何の意味もありません。
「1分で話し」、相手に動いてもらいましょう。
🧠左脳と右脳に働きかけろ!(ロジック&マインド)
🧠左脳への働きかけ(ロジック)
①ゴール(結論)を明確にし、②その根拠を3つ用意し、スッキリ、カンタンに伝えます。ピラミッドをイメージしてください。
「理解してもらう」「売り上げが伸びています」というゴールや結論はありません。その先にどう動いてもらうか?それがゴールです。
「前提」や根拠につながる「事実」は、必要に応じて話します。全部話そうとするとグダグダになってしまいます。
ただし、事実の準備は必要です。あとでつっこまれる可能性があります。
🧠右脳への働きかけ(マインド)
「正しい」「わかりやすい」だけで、人は動くでしょうか?
そう。あと一歩、行動に移るために心を動かす要素を入れてあげる必要があります。それが右脳への働きかけです。
人はどんなときに動くのでしょう?それは「自分にあてはめてイメージできたとき」です。
簡単なのは、「想像してみてください」と言って、相手に強制的にイメージをさせる手段です。
その他キーワード
✅「超一言」で勝つ!
✅プレゼンはライブだ!
✅意外とできてない話すときのポイント
✅優れたビジネスリーダーの能力「メタ認知力」
✅「根回し」「アフターフォロー」「やれることは全部やる」
✅自信たっぷりのプレゼンにするには
✅会議への応用編
などが気になったら本で学んでみてください。
まとめ
いつもなら、気になったところは全部説明していたところですが、本書にならってスッキリ、カンタンにまとめてみました。
①左脳:ゴールと3つの根拠でスッキリ、カンタンに伝える。
②右脳:心をゆさぶって行動させる。
③以上を1分で伝える。「相手を動かしてなんぼ」を忘れない。
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2021/05/10-2021/05/17
初版発行 2018/03/20
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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。