htomix5

茨城県の特別支援学校教員 スクールシステムエンジニアとして、学校のICTインフラ整備、管理、運用、研修、授業実践などを手掛ける チャレラン上級指導員 ICF-CY JapanNetwork

htomix5

茨城県の特別支援学校教員 スクールシステムエンジニアとして、学校のICTインフラ整備、管理、運用、研修、授業実践などを手掛ける チャレラン上級指導員 ICF-CY JapanNetwork

最近の記事

300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 23 予算要求2

予算の規模感をどう持つのか、普通に教員をしていて、教材を買うのはせいぜい数万円くらいで考えてしまうので、予算要求の総額でもせいぜい十万を超えるかどうか位が多いのではないだろうか。 なので、大きな金額のモノを買う、という感覚が持てない。持てないので、高額な教材や教具はなかなか買わない。買っても一つ、二つくらいにとどまることが多い。 その感覚で、ICT関係のモノを購入したいと考えてしまうと、ビビッて何も買えなくなってしまう。 今は消耗品が単品10万円以下となったので、パソコ

    • 300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 23 予算要求1

      ICTはとにかくカネがかかる。 他の校務分掌とは桁が違う。 ちょっとしたものでも数万円単位。それをまとめて導入しようとすれば数十万円。 半期だけでも100万円以上かかることはよくある。 世の中には、どのような製品があり、サービスがあり、それらはいくらぐらいなのか、知っておく必要がある。 教材カタログをぺらぺらめくって探すようなものではないのだ。 出回っている各種の製品、サービスで、これは!というものを選び、導入できるかを考えていくとだ。 ただ、それには、相応のカネがかかる

      • 300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 22 経営計画・学校評価

        学校全体としてのグランドデザインを、各部署として具体的に落とし込み、各部署としての方向性、目標、達成度などを定めていく。 ここら辺が、主任がマネージャーとしての知見や手腕を見せるべき一つとなる。 これを作成する裏側では、校長の考え、意向がどこにあるのかを理解していくために、よく話をすることになる。考え、意向を聞いたうえで、「なるほどそうですか」と言って、それをそのまま経営計画として書くようでは、マネージャーとしては足りていない。 聞いたうえで、「では、このようなことをやっ

        • 300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 21 年間計画

          1年間の活動計画を立て、それを示す。 当たり前のことのようだが、単にスケジュールを並べただけのものではない。 1年間の年間計画を作る時に、どの順番で、学校全体のDXを進めていくのか、職員や児童生徒のICTリテラシーを上げていくのか、戦略的を示したものとして考える。 まずは、学校全体の行事とリンクするものは機械的にプロットする。 行事対応などだ。 始業式、修業式、入学式、卒業式といった式典系での音響や配信対応。 それから運動会、文化祭などの大きな行事での対応。 次に研修の計

        • 300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 23 予算要求2

        • 300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 23 予算要求1

        • 300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 22 経営計画・学校評価

        • 300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 21 年間計画

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 20 校務分掌部の指示・連絡系統

          基本はトップダウン型としている。 部長である私からの指示、伝達事項となっている。 しかし、これを基本的にオンラインで行っている。集めて指示するのは、月1回の定例の係会の時くらいで、臨時に参集しての指示はよほどのことがない限りはやっていない。 オンライン(Teams)で書いておくことで、文字として情報が残るため、指示のあいまいさが少ない。 もちろん、参集して直接口頭で伝えた方が伝達率と即効性はあるが、毎回そうするわけにはいかないので、オンラインで行っている。 ただし、指示や

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 20 校務分掌部の指示・連絡系統

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 19 AT/AAC→ICT③

          AT/AAC層とICT層の違いとは、あえて言えば、本人の身体的機能や能力のエンハンスメント的な面と、学習上の能力発揮による学力向上的な面の違い、になるかと考えている。 どちらも特別支援教育においては重要であるが、批判覚悟で言うならば、学力向上の面を最重要視していないのが、特別支援教育の界隈なのではあるまいか。 GIGAが始まり、小学校、中学校では、盛んに情報活用能力、個別最適化、協働的な学びと言ったことが叫ばれて、それに向けた取り組みが進められているのを実感している。 だが

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 19 AT/AAC→ICT③

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 18 AT/AAC→ICT②

          今の若い先生たちに、ATやAACを知っているかと聞いたら、知らない、よく分からない、という答えが多かった。 そうか、逆にそれを知っているというのは、すっかりと前世代の人なのだと感じた次第だ。 つまり、ATやAACはすっ飛ばして、ICTから始まっているわけだ。 別に悪いことではないし、そういう流れなのだろうとは思うのだが、ではなぜ、ATやAACはすっ飛ばされるようになったのだろうか。 実は、完全にすっ飛ばされたわけでも抜け落ちたわけでもないようだ。 今行っている指導や支援が

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 18 AT/AAC→ICT②

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 17 AT/AAC→ICT①

          特別支援教育をやっていて、AT(アシスティブ・テクノロジー)やAAC(拡大代替コミュニケーション)を学び、使いこなせるのは、必須だったはずだが、意外にもちゃんとできる人は限られていたように思う。 肢体不自由教育に携わっていれば、ATとしてスイッチ教材を学んだ人はいるだろうし、重度重複の子どもたちに携わればAACは必然的に使うものだ、という認識だ。 特殊教育、とよばれていた頃から、情報関係の校務分掌をやっていれば、ATやAACは当然触れているものだった。特別支援教育、と変わ

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 17 AT/AAC→ICT①

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 16 校務分掌係会

          会議ネタの続編。 全体的な会議での話だったが、今回は、ICTの係の会議の話。 通常は、校務分掌の係会であれば、管理職なり、教育委員会からの決定事項や、調査などの事項の伝達の場となる。 年に数回くらいは、新規事業あるいはこれまでに行っていた事業の修正を議論することはあるだろう。 まあ、そうはいっても、係長・主任がたたき台を作っておいて、「これでいいですか?」と確認、同意を求める、というくらいかと思う。 私も基本の流れはそれほど変わらない。 が、確認事項、検討事項は、事前に提

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 16 校務分掌係会

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 15 会議

          起案までできているなら、会議は茶番とまではいわないが、それまでの経緯をまとめたものとして、公に伝える場になる。 会議の機能としては、 議論する場なのか、報告・公表する場なのか の概ねどちらかと言っていい。 議論する場としての会議は、侃々諤々するべきだ。 だが、そのような議論ができる人間は、ほとんどいないだろう。自分の感情をベースにしながらも、ロジックで論を投ずることができる人がいたなら、その人について行ってもいいくらいだ。 日本人の、しかも公立学校の公務員たる教員で、そん

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 15 会議

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 14 起案

          起案はおおむね4種類の対応があるかと思う。 A:管理職から指示された報告など B:前回執行済みで、今回再度行うもの C:管理職から、新たな事業としてやってと言われたもの D:こちらから新しい提案するモノ A:管理職から指示された報告など は、シンプルに情報をまとめて、出せばいい作業出せばいい作業。別に根回しなど必要なく、粛々、淡々と行って、起案出して、報告提出すれば終わる。提出先が、どこなのかによってちょっと気の使い方を変えるくらい。 B:前回執行済みで、今回再度行うも

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 14 起案

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 13 起案前のロビー活動

          本来の形であれば、起案→議論(会議)→承認→決裁→執行 というフローになる。 が、実際は、「起案」の前に、根回しとすり合わせ、もっと言えば、ロビー活動として、関係者内での雑談をしておいて、コンセンサスが得られそうか、空気を読んでおく必要がある。 会議は、議論の場、というよりは、起案前の根回しやすり合わせ事項の確認の場という意味合いとなっていて、場合によっては、事前すり合わせ事項の報告、ということになることが多い。 ということを理解したうえで、ネゴシエーション作業が必要だ、と

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 13 起案前のロビー活動

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 12 調査

          学校の地味な仕事で意外に多いのが、「調査」。 教育委員会から、いついつまでに調べて提出してって、突如ぶっこまれる。 ICTだけではないが、忙しい時に限って、ぶっこまれる仕事である。(議会関係で急ぎ、なんてこと、あるあるのひとつ) ICT関係の調査はおおむね3種類。 一つ目は端末、各種デバイスやライセンス、システムの調査。何を何個持っているのかとか、いつ買ったのだとか、どこに置いてあるとか、いくつ足らないとか。前述した物品の管理がちゃんとできていれば、それほど困らないで答え

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 12 調査

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 11 マニュアル作成

          ICT担当で結構多い仕事が、マニュアル作りだろうか。 すぐに「マニュアルを作ってほしい」と言われること多く、新しいアプリだとかシステムだとかが出るたびに、マニュアルを作ってきた。 操作の手順だけを文字で書いたマニュアルではなく、ちゃんと画面のキャプチャを入れたマニュアルにしている。 文字だけで書いても、「分からない」と言われるからだ。 まあ、画像入りのマニュアルを出しても、「分からない」と言われることもあるので、最近は操作画面の録画や説明動画なども作っているが。 マニュアル

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 11 マニュアル作成

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 10 校内規程作り

          「ルール」をどう設定するのか、これもICT担当の腕次第、センス次第の仕事だ。 上位規程に従う。 当たり前だが、上位規程を読み込んで、正しく解釈しておく。 それに基づいて、下位規定を書ていく。 上位規程のこの条文が、下位規定のここにリンクされているように書く。 なので、脈絡のない「〇〇規程」というのは作れないし、上位規程と矛盾するわけにもいかない。 つまり、思い付きで考えない、ということなのだ。 ありがちだが、タブレット端末の利用規定を管理職から作るように言われ、書いたはい

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 10 校内規程作り

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 9 IT業界用語への翻訳

          IT関係の業者さんや、メーカーのサポート担当の方は、学校でのITのことは、分からない。 逆に、教員は、IT関係の業者さんの仕事内容や、メーカーのサポート担当ができることが、分からない。 畑がまるで違うので、話そのものがかみあわない。 日本語で話をしているが、まるで別に国の人と話をしている、音として言葉は聞こえ話はできているが、内容がお互いに理解できない。 という、認識を持っておくことだ。 「共通言語」の介在が必要になってくる。 ICTのことであれば、IT系の用語が、それに

          300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 9 IT業界用語への翻訳