詩101 苦労Z 164 hikutsusou 2023年9月9日 16:44 二の腕を気にする 夏の君その手触りが なんとも好きだった。ひんやりと冷たい プヨプヨしてて赤ちゃんのほっぺのよう羽二重餅のようずっと 触っていたかった。会いたいな、あの日の君に。好きなのは、 あの日の君。たしかに それはあった。忘れ去られた 遊園地。朽ち果ててしまっても、それは そこに ずっとある。だかもう、どうやら契約が終わってしまったらしい。僕は 帰宅したらクローゼットに隠れるよ。見えないホコリの蓄積と共にね。袖を通されることのない 頭数だけの服たちと一緒にいつか…日の目を見ることを夢に見ながらぶら下がっていますので。除湿剤を抱きしめて。5つも6つも抱きしめて。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #猫のいるしあわせ 29,457件 #今日の短歌 51,774件 #エッセイ #詩 #コラム #つぶやき #猫 #短歌 #ポエム #今日のつぶやき #俳句 #現代詩 #自由詩 #詩のようなもの #今日の短歌 #ねこ #猫のいるしあわせ #ネコ #川柳 #詩人 #猫がいる生活 #コラム・エッセイ #現代自由詩 #猫のいる暮らし #今日の詩 #都々逸 #猫好きな人と繋がりたい #クローゼット #二の腕 #夢の国 #奈良ドリームランド #伏見桃山キャッスルランド 164