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経営・組織論&問題解決法

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2020年7月の記事一覧

日本の教育がイケてない背景(1)

日本の教育がイケてない背景(1)

シリーズ展開していきたいと思います。
記念すべき第一回は教育委員会問題です。

日本の教育が崩壊しているのは、金太郎飴型でヒラメの忖度が得意な人を教育委員会(役所だと事務局や教育部と言われる部門ですがここでは便宜的に教育委員会とします)という組織に集めていることです。

無論、すべての教育委員会がそうだということではありません。素晴らしい人が組織の中で活躍しているケースもありますが、多くがそうでは

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不安を煽る報道の問題

不安を煽る報道の問題

現在、新型コロナウイルスの再燃状態と言われており、緊急事態宣言で在宅勤務体制へ、その後、戻した会社で再び在宅勤務体制に切り替えているようです。これ自体は賢明な判断です。在宅で仕事ができる環境があるのに、今の状況で在宅から出社に戻すこと自体がそもそもの判断の誤りでしょう。

たとえ、軽症でも感染したら一定数厄介な症状が発症し、新型コロナかどうかも明確には判定できない状況であるのであれば、広く感染症予

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組織はトップ次第

組織はトップ次第

組織の成長はトップの器が上限です。

正確には、組織は経営陣(幹部)次第ということですが、取り巻きとなる幹部はトップが人選・任命します。よって、最終的にはトップ次第で組織が決まよと。

組織が停滞するのは、そのフェーズと人がマッチしていないからですが、原因はトップにあります。その原因を組織のメンバーや環境の責任にするトップがいますが、これからの時代、そういう組織は伸び悩むだけではなく、消滅していく

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動く人と動くと動き出す法則

動く人と動くと動き出す法則

あれこれ言っていても最後に腰が重く動けない人がいるかと思えば、気がついたら既に動いてしまっている人がいたりします。あれ、もうそこまでやってるのですか?と。

今の世の中に多いのは前者です。世の中で物事を成立させている人は後者です。但し、前者でも考えることが得意な人の場合、前者と後者が組んで両輪になっているとより効果的かつ社会的意義のある取り組みになっています。

多くのプロジェクトがあり、どれに注

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違和感を大切にする

違和感を大切にする

違和感を感じたら距離を保つことが身を救います。

そのことやその人を拒絶しなくても良いですが、積極的に関わることは控えた方が良いでしょう。最悪、心を病んだり、不正に巻き込まれて命を落とすことになるかもしれません。

大概は予見できる前触れとなるようなことが発生します。後で考えるとあのとき・・・という違和感を感じることが起こります。これを見逃さないようにしておくことです。

もし違和感を感じたら進行

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後継者と取り巻きの育成

後継者と取り巻きの育成

後継者とその取り巻きを育てない経営者は経営者の資質に劣ると言えるでしょう。

人は誰もが老い、そして寿命を迎えます。
組織を作り、自分の代が終わったら畳むつもりではないならば、後継者を育てておくことは経営者の役割であり重要な責務です。

よくあるカリスマ創業者の死去による組織の大混乱、お家騒動、これはカリスマに巣食うシロアリのような幹部連中が招く人災です。その人災の根源は経営者にあります。その幹部

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共感できることをやる

共感できることをやる

何をやるかよりまずは誰とやるか。

その誰とやるかの次に大切なことは共感できることか否かである。

共感できないことでも金のためにやらねばならぬ、もしくは何も考えていないというのが今の社会の9割の実態ではないだろうか。

今やっていること、やろうとしていることに心から共感しているだろうか?もし「Yes!」ならば突き進めば良い。もし「No!」なら一旦立ち止まった方が良い。

今は立ち止まって全てを見

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何をやるかより誰とやるか

何をやるかより誰とやるか

やりたいからやるというのは悪いことではないのですが、誰とやるかという観点が抜けていると思わぬところで躓きます。

やること優先で都合の良い時だけ人を使おうとする人は大概のことは失敗しています。いざというときに助けてもらえる人、支え合える人が近くにいないからです。

調子の良い時は様々な思惑を持つ人が擦り寄ってきますが、いざ不調になると蜘蛛の子を散らすようにあっという間にいなくなります。金や思惑で繋

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