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眠れないのは筋緊張?それとも大脳緊張?

ときどき整体指導で眠れないんですという相談をいただく。

眠れなくて困っていると言ってた人が

愉気を受けていると、寝息を立ててしまうことが多い。

毎回、面白いなぁと思って寝息のBGMを聴きながら愉気をしている。


先日、2日続けて1時間以上の頭の穴追いの愉気を行う機会があった。

両手で相手の頭を押さえている型を1時間以上していたものだから布団に入っても全然眠れない。

腕に緩まない筋緊張が残っていたのが原因だった。

筋緊張があればセンサーである筋紡錘から脳に緊張している信号が送られ続けてしまう。

軽度のアイソメトリックトレーニングを1時間以上していたようなものだからね。

丁寧にくたびれている腕を緩めて

ようやく眠りにつくことが出来た。


眠れないと訴える人が寝息をたててしまう理由が

自分が体験することでよく理解できた。

腰痛や頭痛で眠れなければ

腰痛と頭痛が無くなれば寝落ちしてしまう。

何十年とカラダに在ったのに緩められなかった無意識の緊張が緩めば

そりゃ、意識を保つのが困難なほどの眠気に襲われてしまうのも無理はない。


本当は自分で緩められないような硬直にまで育ってしまう前に

緊張がカラダに生じてしまった時点で

不快な違和感としてカラダで感じられれば自分で対処していける。

だから日常生活の中でカラダの声を聴いて

自分が感じていることに気づいて向き合う習慣があれば

慢性的に眠れないってことはかなり軽減できてしまう。


仕事が忙しくて寝床に入っても緩んで寝付けないのであれば

原因は筋緊張よりは

緩まらない大脳緊張。

眼精疲労も大脳緊張に含めれば、

現代人はほとんどこちらが要因となって眠れないって人が多いんじゃないかな。


大脳緊張を緩める場合は、大あくびを誘導できちゃえば

脳内にポカーンとした静けさが訪れる。

何度も大あくびが出てきてくれて、目から涙がこぼれ落ちてきだしたら

そのまま眠りにつくことが出来ますよ。









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