最近、よく寝られていますか??
良い睡眠をとろう。
最近、よく見聞きします。この言葉。 コロナ禍で、免疫力アップのために睡眠の質を高めよう!と、耳にすることが増えました。
寝具を変えたり、パジャマを変えたり、いろいろな策を練る方も増えたのではないでしょうか。
睡眠時間の質の確保を!
睡眠時間が1.5時間減ると、 注意力、記憶力、認知力が32%減少する ということがわかっているそうです。
学生の頃、テスト前に「一夜漬けしても頭に残らないから、あきらめて寝なさい。」と言っていた先生がいたような…。そういうことだったんですね。
人工の光を避ける 部屋を暗くして寝る。 人間には、光に対するセンサーがあるので、 光を遮断することが大事なのだそうです。
部屋の電気を消し忘れ、そのまま寝てしまった時は、寝た気がしないということがあります。 途中に気が付き、電気を消せればよいですが、 朝までつけっぱなしだと、朝の寝起きもすこぶる悪いです。
スマホやパソコン、テレビも遠ざける これもよく、聴きますよね。実際に寝る直前まで、スマホやPCを観ていると、寝つきが悪いことがあります。 先日、オンラインセミナーでアメリカから配信していた講師が、途中からブルーライトカットの眼鏡(赤いレンズでした)をかけて話を始めたのですが、「この後に寝るから、そのためにブルーライトカットをする」と話していました。 時差の関係であちらは夜中だったと思いますが、良い睡眠のための対策を実践されていました。
目を温めるというのも効果的! 目元を温めるアイマスクや蒸しタオルを使うなど、目を温めることで疲れを癒やします。 人間は、目元が温まると眠くなるそうです。 確かに、私は目が疲れた時にアイマスクシートを使うと、寝つきがよいです。
日中、適度の運動をする 昼間、よく歩いた日やスポーツをした日、 朝からハードに動いた日は、寝つきもよく、 よく寝た!と感じます。 逆に在宅での仕事中心で、外出しなかった日や、身体を動かさなかった日は、寝つきが悪くなりますし、変な夢を見たりします。
寝る少し前に軽めのストレッチをするのも良さそうです。
寝る前の熱いお風呂はNG! 熱いお風呂は、交感神経を刺激するので、目が覚めてしまいます。 朝、目を覚ましたい時には効果的ですが、眠る前の入浴は、40℃前後のお風呂に10分程浸かる。のが良いと言われています。
それでも寝られない時
現役時代のイチロー選手のインタビュー記事か何かに、「眠れないときは無理に寝ない」とありました。 寝られない!とストレスに感じるくらいなら、他のことをすればよいという、潔さに驚きました。
でも、やっぱり寝たい!という方。
そんな時は、頭のマッサージをしてみてください!力加減は優しく、ゴリゴリ系のマッサージではなく、労わるように。
強めで、スピード感あるマッサージは交感神経を刺激し、覚醒させてしまうので、出来るだけゆったりした気持ちで、リラックスできるように、 頭全体を優しくマッサージしましょう。
そうして、交感神経と副交感神経のスイッチを入れ替える!
もし、ご家族やパートナー、ルームシェアの仲間などが「寝られない!」というときも、お互いに頭のマッサージをしあってみましょう。 背中をゆっくりさすってあげるだけでも良いと思います。
気分も落ち着いて、気分よく寝られるはず。
睡眠の質を高め、身体や脳の疲れをスッキリさせて、毎日に元気に過ごせるように。
Aya Horiguchi