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HSP HSC「HSCの道徳観(モラル)の育み方のポイントとは?」

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^) 

今日はですね。 スーパーに買い物に行ったりしていました。

暑くなってきたので、夏らしいものを何か買って帰りたいなぁという思いがあったので、冷やし中華の具材と麺を買ってきました。

まだ作ってはいないんですけど、好みはありますが夏といえば冷やし中華が食べたくなったりしませんか?

その季節ごとに食べたい物ってありますよね。

スイカ、そうめん、キュウリ、トマト…いろいろありますね。

これらは子供の時にその季節に食べた記憶を思い出したりして、食べたくなるんですね。

そう考えると、私達が子供の頃に体験した五感体験の記憶は強烈に残っているんですよね。

過去の記憶を次の世代に渡していく意味を考えますと。

過去のその経験から身体に合った食べ物を摂取してきた先祖の記憶や経験。

それらが私たちのDNAにも引き継がれてきているのだなぁと感じます。

苦みに毒性を感じたり。

甘みを求めて糖分を摂取して脳を活性化したり。

そのように自然と私たちの身体が判断することは、過去の先祖の体験や経験ともいえますよね。

暑い夏には身体を冷やす食べ物が食べたくなり、寒い冬には身体を温める食べ物が食べたくなります。

野菜にはその季節にできたものを食べるのが一番バランスがとれて、身体にもいいんですね。

旬を食べるとは理にかなっているともいえます。

夏は陽性の季節なので、育つ野菜は陰性なんですね。

陰性の野菜は、水分が多いので身体を冷やして離尿作用を促しています。

トマトやスイカなど、中身が膨張している物に多いと言われます。

実際に夏は私たちは身体にとって、アルカリ性の食べ物を食べて身体のバランスをとるようにしているんですよね。

自然はそうやって人間や動植物のバランス維持のために、時と場所に応じたものを与えてくれているんですね。

まだまだ外出もおもうようにできない時期が続きますが、ちょっとしたそういった食べ物などから夏を感じて。

自然の恵みにも感謝をしながら過ごしていけたらいいなと思っています。

今日はそんなことを考えていました (^^)



今回は「HSCの道徳観(モラル)の育み方」についてお話ししていきますね。

1.HSPについて

まずHSPについてお話ししていきますね。

1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。

科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。

そして博士はその敏感性の値が高い人を

HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。

HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。

エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。


【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人


そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。

5人に1人がHSPということになります。

そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。

HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。

さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。

これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。

危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためだそうです。


【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する

HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。

アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓


今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。

私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。

私の主観でお話していくこともあります。

そのように聴いて頂けると嬉しいです 。

この記事を通じて。

今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。

身近にいる人への理解になったり。

それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。

優しい世界になってほしいと願っています。

又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。

2.HSCの道徳観(モラル)の育み方

「何が正しくて何が間違いなのかをわかる子に育てるにはどうしたらよいのか?」 

そういった問いは私たちが生きている社会に大きな影響を与えるテーマでもありますよね。

このテーマは心理学者の研究対象にもなっていました。

この分野の第一任者であるアイオワ大学のグラツニャ・コチャンスカ博士は気質が違えば、子供へのしつけの効果も異なってくるということを発見したそうです。 (これはアーロン博士の著書から一部抜粋させて頂いています)

一般的な原則のしつけの目標は、

「過ちから逃れて、捕まるのが嫌だから悪いことをしない」

のではなく、 

「モラル(道徳観)からそのような悪いことをしない」

と思うようになることですよね。

例えば子供が「悪い事だから」という理由で盗みをしない時はモラルは内面化されて、内側から生じていると言われるんですよね。

これをモラルの内面化といいます。

なぜ物を盗まないのかと聞かれて、

「親からそう教わったから」

「 悪いことをしたくないから」

などと答えるときは子供の中でモラルが内面化していると言えます 。

コチャンスカ博士の研究では子供のモラルは、

「世話をする人との愛情関係によって自然に生まれる」

と結果がでています。

幼児は人の気持ちを共有することが好きで、世話をしてくれる人が落ち込んでいるのを見ることをとても嫌がるということがあります。

これは社会生物にはもともと母子相互作用というものが備わっているからと言われているんですね。

そのうち、世話をする人がしてはいけないことをさせないようにしてしまいます。

この時に子供は動揺して、相手を喜ばせたい気持ちと、自分の思うようにしたい気持ちの間に葛藤が生まれてしまいます。

そこから子供の心理状態に不調和が生じると言われているんですね。

そしてその後それが、ぐずったりとか。反抗する行動という形で現れたりしてくると言われています。

この時期をうまく過ごしていき、3歳頃になると子供達は親の見方を受け入れて、それを自分のものにし始めると言われています。

この頃には、

「なぜしてはいけないのか?」

「危険だからかな?」

「誰かを困らせてはいけないからだな」

という理由が子供が理解できてくるんですね。

なぜ自分の思い通りにしてはいけないのかというモラルの内面化が起こっていると言えます。 

「これはしてはいけないんだよ。だってお母さんがそう言ってたよ」

などという言葉が子供から出てきた場合はですね、そのようなモラルの内面化が起こっているといえます。

HSCの敏感気質を理解して、しつけの仕方に向き合っていくことでHSC自身の道徳観モラルを養う環境を子どもと一緒に築いていけることになると思います 。

今回は「HSCの道徳観の育み方」についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまたお逢いしましょう(^^)

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今回の記事でも参考にしているエレイン・N・アーロン博士のHSCの本です↓

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