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HSP HSC「HSCの長所を伸ばす6つのポイントを紹介します」

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今日は「ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ」というHSP提唱者のアーロン博士の本を読み返していました。

エレイン・アーロン博士自身、ユング派の心理学者なのでユングについて語っていたり、影響をうけている点も興味深い所です。

 今回は「HSCの長所を伸ばす6つのアドバイス」についてお話ししていきますね。 

1.HSPについて

まずHSPについてお話ししていきますね。

1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。

科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。

そして博士はその敏感性の値が高い人を

HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。

HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。

エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。


【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人

そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。

5人に1人がHSPということになります。

そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。

HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。

さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。

これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。

危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためだそうです。


【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する


HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。

アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓


今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。

私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。

私の主観でお話していくこともあります。

そのように聴いて頂けると嬉しいです 。

この記事を通じて。

今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。

身近にいる人への理解になったり。

それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。

優しい世界になってほしいと願っています。

又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。

2.HSCの長所を伸ばす6つのアドバイス

今回はエレインアーロン博士の著書に出てくるHSCの長所を伸ばすアドバイスがいくつか書いてあるんですが、それを少し要約してご紹介していきたいと思います 。

【HSCの長所を伸ばす6つのアドバイス】

①新鮮な目線で子供の良さを発見する
②新しいことにも挑戦をさせる
③子供のやる気を受け止め引き出せるようにする
④興味を引き出すメニューを広げてみる
⑤自分の運命は自分で切り開いていく
⑥失敗も欠点も必要


①新鮮な目線で子供の良さを発見する
• まず、親である自分と子供について似てるところなどに目を向けてみると良いと博士は言っています。その方法としては親子を知っている人に2人の似ているところ、又は違いについて聞いてみたりすると良いということです。そのことによって客観的な視野で子供の良さを発見することができます。

②新しいことにも挑戦をさせる
• 新しいチャレンジに危険が生じる確率はどのくらいかを踏まえて、その危険と挑戦しなかったために子供が抱える後悔などのバランスなどを考えると良いですよね。 親自身の敏感な不安な気持ちを子供に押し付けないようにするようにしてみると良いとアーロン博士は語っています。

③子供のやる気を受け止め、引き出せるようにする
• 成功や失敗という感覚はその子供の環境によって大きく左右されますよね。競争だけでなくてお互いをサポートし合える環境があるといいですよね。博士は子供が新しいことにチャレンジしたいという時HSPの親は不安でいっぱいになってしまいやすいと言っています。その時は例えば優しいコーチに頼むとかまたは、親しい人のサポートのある中の環境においてみるということが望ましいと言っています。

④興味を引き出すメニューを広げてみる
• 自身がHSPならば自分の小さい時の体験の話を子供にしてみると良いのかもしれません。そして例えば一か月に1回新しいことに挑戦しようと親子で一緒に計画を立てて挑戦してみる。そして難しさを親子で共有するととてもいいと博士は著書で語っています。

⑤自分の運命は自分で切り開いていく
• 人は誰でも何かしらの苦痛を背負って学びながら生きていますよね。子供には子供の課題があるんですよね。子供は親の助けを借りながら自らの運命を切り開いていこうと頑張っているんですね。その気持ちを後押ししてあげるような関わり合いが望ましいと思います 。

⑥失敗も欠点も必要
• 子育ては失敗もあれば、子供も自身がぶつかる問題もあると思います。その度に親が申し訳ないと思わなくても大丈夫と博士は言っています。「自分のせいで…」とか「自分の子供として生まれたから辛い思いをさせている…」と自分を責め過ぎないことですよね。親の態度に間違いがあればそれを認める。至らなかった点、欠点がある人でも生きているんだよというお手本になることができるはずです。 そして、 親でも自分のしてきた間違いがあるのであれば、隠さず後からでも子供の前で話をするということはとても大切ですよと博士は言っています。 子供の人格形成のためには経験や体験から受ける多少の苦痛も必要なんですよね。一切の嫌な思いがなくて守られて育ってしまうと大きくなったとき、HSCにとって訪れる試練に対してHSC自身がとても困ってしまうということになってしまいます。

HSCの持つ敏感気質に意識を当てながらも、新しいチャレンジをする場面や体験をたくさんさせてあげて、自らの人生を豊かなものにしてあげたいですよね。 

今回は「HSCの長所を伸ばす6つのアドバイス」についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまたお逢いしましょう(^^)

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今回の記事でも参考にしているエレイン・Nアーロン博士のHSCの本です↓

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HSP心理カウンセラー じゅんさん
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