HSP HSC「敏感な赤ちゃんへ上手に接する12ポイントを紹介します」
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます 。
最近は暑くなってきたので、エアコンを日中もつけていることが多くなったんですよね。
今日も天気がとても良くて気温が上がったので、エアコンをつけていたんです。
ある程度ですね、1~2時間ぐらいつけていると突然止まってしまったりすることがありました。
このエアコンはだいぶ古いタイプのものなんですね。
私がここに引っ越してきて5年くらいですかね。その時からすでに古いタイプのエアコンでした。
元々あった残置物という扱いで、前住んでた方が置いていったものを使っているんです。
まだ現役で動いてくれてるので使っているんですよね。
ただ、もしかしたらここにきてついにですね、そろそろお役目が終わる頃なのかもしれません。
今日はですね、そんなエアコンの寿命を少し感じたんですよね。
少し寂しい気分になるんですね。
電子機器だとしても。
物も同じようにですね、年を取るというわけではないですが、経年経過していくんですね。
それを年を取るとも考えることができますね。
物も機械も一緒ですね。
段々とその機能というものは、うまく働かなくなるんですね。
ただ、味というものも出てくるなとは思ったんですよね。
人は古美術、骨董、ヴィンテージ等の味に惹かれるところがありますよね。
それはきっとどこかで懐かしさや、その物が経験・体験してきたことに感覚が反応しているんでしょうね。
新品にはない、旧式の味はよいなぁと私は感じる方でして。
私なんかは本がそんな気がします。
古い本とかと出会うとですね、とても嬉しい気持ちとワクワクした気持ちになるんですよね。
時代が違う言葉遣いを使っていたり。
またはその時代に生きている人の生々しい感情・考え方とかがその本の中に入っている気がして。
そういった古い本の楽しみ方と向き合い方が私は好きなんですよね。
もちろん新しい本も大好きです。ジャンル問わず読むことは好きなんですけど、歳を重ねる古本の味はいいですね。
今日はですね、エアコンの寿命を感じながらそんなことを感じていました (^-^)
今回は「敏感な赤ちゃんへのアーロン博士の12のアドバイス」についてお話ししていきますね。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためなんですね。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.敏感な赤ちゃんへのアーロン博士の12のアドバイス
赤ちゃんに対してどうしたら泣くことがおさまるのか。
原因が刺激に対してなのか。環境を変えても同じように泣くならば、環境を変えすぎてしまったか。
それとも刺激が不足していて、他の対応を必要としているのかもしれません。
アーロン博士は著書の中で、泣き止まない時はどうしたらよいかについてアドバイスされていましたので、今回はそれらのアドバイスを紹介していきますね。
【敏感な赤ちゃんへのアーロン博士の12のアドバイス】
①無理に喜ばせようとしたり大きな声を出したりしないようにする
②おもちゃ・携帯電話・写真ベ・ビー用品などをベッドの周りから片付ける
③眠ってる間だけではなく、日中も音を減らしてみる
④子供が気に入りそうな生活パターンを作ってみる
⑤しばらく遠出を避けてみる
⑥綿100%の柔らかい服を選ぶ
⑦室温や食べ物、風呂の温度が子供に会うように気を配る
⑧落ち着いて眠りにつけるようにする
⑨抱っこやおんぶをしてみる
⑩外の空気に触れさせてみる
⑪できれば、1歳になるまでは引越しや旅行を避ける
⑫親がリラックスして過ごす
①無理に喜ばせようとしたり大きな声を出したりしないようにする
• これはHSCではない子にとっては、このことで泣き止んだりするんですよね。HSCの場合は刺激を避けたいために泣いている可能性もあるので、喜ばせたりとか、あえて大きな声を出したりということに対して、さらに刺激になってしまって、泣き止まないっていうことがあります。一旦そういったことをしないようにしてみるということですよね。
②おもちゃ・携帯電話・写真ベ・ビー用品などをベッドの周りから片付ける
• これは物からくる刺激に対して敏感な子の可能性があるので、少しシンプルなベッド周りにしてみるということですよね。
③眠ってる間だけではなく、日中も音を減らしてみる
• カーペットを敷き、足音へ配慮したり。カーテンを閉めて光の刺激を軽減したり。音楽は消すか音量を下げてみることですよね。大きな声を出さないようにして。赤ちゃんにとって一番快適なのは、子宮の中と同じ状況で揺れていたり、ぴったり包まれている。そんなお母さんの声が聞こえる環境とも言われているんですね。
④子供が気に入りそうな生活パターンを作ってみる
• お風呂・食事でこれらを毎日できるだけ同じ時間に、同じような形でなるべく子供が驚かなくて済むような環境で行うということです。 既に自分の中でリズムを持っている子もいるんですが、最初はなかなか自分でそのリズムをつくれないので、親がリズムを決めてあげるということですね。
⑤しばらく遠出を避けてみる
• 人の訪問などもなるべく遠慮してもらってみる。人からの刺激など、少し避けてみるということですね。
⑥綿100%の柔らかい服を選ぶ
• これは大人のHSPの人からもよく聴かれる刺激ですよね。シンプルなデザインで優しい色合いの柔らかいものを着せてあげる事です。動きずらいデザインだと不快に感じたり、派手な色からくる刺激に反応したりするので、配慮をしてみることですよね。
⑦室温や食べ物、風呂の温度が子供に会うように気を配る
• これはHSCではなくてもそういった、普段の住環境について少し気を配っていきましょうということですね。
⑧落ち着いて眠りにつけるようにする
• 部屋を暗く静かにしてあげたり。眠りに入る前のそういった習慣を作って行ってあげて、子供が眠りやすいようにしていくということになります。安眠への配慮は大切ですよね。
⑨抱っこやおんぶをしてみる
• これは無理のない範囲でできるだけ、抱っこおんぶなどをしてみるという事です。ある研究では新生児を1日2時間多く抱っこしたグループと、だっこではなくて視覚的な刺激を与えたグループとでは生後6週間の時点で、抱っこの時間を増やしたほうが泣くことが少ないということがわかったそうです。親が近くにいると子どもは安心していて、不安からくる刺激を和らげるということなんですね。特に刺激の強い場所へ連れて行かなくてはならない時にはしっかりと抱っこをしてあげると良いとアーロン博士は語っています。
⑩外の空気に触れさせてみる
• これはアーロン博士の直感で感じたことと著書で語っています。できれば1日に何時間かは外に出て。昼寝の時間を取ると良いということですね。アーロン博士の直感では、外で過ごすとHSCは気持ちが落ち着くように感じたということです。
⑪できれば、1歳になるまでは引越しや旅行を避ける
• これは急激な環境変化を避けてあげるということですよね。
⑫親がリラックスして過ごす
• 出来る限りストレスを避けて、子供の近くでは興奮しないようにしてあげます。また兄弟がいる場合は、上の子などの過剰な刺激からも守ってあげるということです。そしてまた誰かに預けなくてはならないときなどには、優しく柔軟に対応してもらうように頼んでおくことが大切ということですよね。
これらのアーロン博士のアドバイスを活かして、あらゆる刺激を減らしてみたり、加減を調整したりと試してあげることで、敏感さからくる不快感を少なくしてあげることができるようになりそうですね。
今回は「敏感な赤ちゃんへのアーロン博士の12のアドバイス」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで聴いていただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^^)
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今回の記事でも参考にしているエレイン・N・アーロン博士のHSCの本です↓
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