HSP HSC「HSCへ敏感気質の個性を肯定的に伝えることの意味とは?」
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます 。
今日はですね。 瞑想をしていました。
私はよくヒーリング系の音楽を聴きながら瞑想をしたりすることもあるんですね。
または何も聴かないで無音の中でしている時もあります。
色々な瞑想の仕方はあるんですが、おすすめの方法に「何か一つに集中する」ということがあるんですね。
無心になるというのは結構難しいことなんですね。
例えばですねヒーリング音楽を流しているのであればその音楽だけに意識を集中する。
あとはろうそくをつけてそのロウソクの火だけに集中している。
その何か一つに集中することによって他の考えに意識が向かないようになるので身体の働きや内側の意識へ集中しやすくなるんですね。
まずは何か一つに集中してみる。
そんなことをしていくと集中することで落ち着くことが実感できると瞑想に対して苦手意識がなくなっていくと思っています。
今日はですね、そんな瞑想をしていました (^^)
今回は「HSCへ敏感な個性を肯定的に伝える」についてお話ししていきますね。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためだそうです。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.HSCへ敏感な個性を肯定的に伝えること
子供のHSP気質について本人にどのように話したら良いのか。
またはどのようなタイミングで話したらいいのか。
きっとそのように悩んでいる人も多いと思います。
子供が例えば、「自分は人と違う」と感じてしまったり。
「自分はダメな人なんだ」と思ってしまったりしないかと心配になりますよね。
博士はこのことについて「HSCは遅かれ早かれ自分の気質に気づく時がくる」と私は考えていると言っているんですね。
ですから親にできることは、敏感であることに肯定的な見方を与えてること。
そしてその時々に必要なことを具体的に教えることだよと博士は著書の中で語っています。
基本的には子供が気質に関心を持つまでは、話はしなくてよいということです。
子供からの反応がないのに「HSPは生まれ持った気質で脳の機能が…etc」というようにわざわざ細かな説明をすることは必要はないと博士は言っているんですね。
ただですね、もし子供自身がある程度大きくなってきて。
自分の気質に深刻になっていて悩んでいるんであれば、
「そんな風に考える必要はないよ。」
ということを伝えたり。
またはその刺激を受けてうまくできていないということに対してですね。
「自分の力不足のせいなんだ。」
「自分の努力不足なんだ。」
と悩んでしまっているんであればこのHS 気質について詳しく話をする機会を作ってみてくださいねと博士は言います。
私自身もですね、小さい時にみんなは普通に楽しんでいる集団生活に対してですね、「自分はなぜか楽しめない」と感じたり。
そんな自分に対してですね、とても劣等感を感じていた時期がありました。
例えば修学旅行に行った時とかはですね、皆無邪気に楽しんでいるんですよね。
一緒にご飯を食べる時間とか一緒に自由時間を過ごす時間。一緒にお風呂入る時間。一緒に寝る時間。
そんなことに対しても普通に過ごしていられる周りの人と。
自分の感覚の不自由さに対して不安なんですね。
皆に合わせることでとても気を使っていたりとか、疲れてしまっている自分を感じて。
「こんな自分では駄目なんだ…」
と思い込んだりしていたんですよね。
不安な気持ちと、いつも普通を意識して。
無理してつくりあげた自分で生活をしている気がしていました。
もしその時にHSPについて知る機会があったのであれば。
「それを素直にうまく受け入れることができたのかな?」
「少し肯定的に敏感気質と向き合えることができたのかな?」
と考えたりしました。
HSPについてのレッテル貼りははたしてどのようなメリットとデメリットを生むのか。
これは意見が多少別れるところでもあると感じています。
ラベリングされることの安心感とそこに依存的になってしまうのではという両方の意見があるからですね。
気質に向き合えるのは経験や体験があって学ぶ事があるからだという側面はあるからですよね。
これは環境の状況とその人の敏感気質で悩んでいる問題の範囲にもよるかと私は考えています。
その人に必要な経験や体験であれば、敏感さを感じつつさまざまな事を学ぶ機会は確かに必要だとおもいます。
ただ、その敏感さから起こる問題に日常生活への支障をきたすのであれば専門的なサポートは必要になるかと思います。
現状としては親や子供自身も専門的にHSPについて学ぶ機会はとても少ないと思います。
今後の展開としては、HSPについて深く学ぶ機会を選ぶことはできてよいと思うんですね。
そうしてこれから敏感気質について、さらに正しい知識が広まることも必要になってくるのだろうと感じています。
大人と子供どちらにとっても敏感気質への気づきの場。
また知識を得る機会がもっと増えるといいなと私は思いこの記事を書いています。
今回は「HSCへ敏感な個性を肯定的に伝えること」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^^)
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