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HSP HSC「HSCと上手に同調するには?」

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます 。

最近私はですね、夜ウォーキングを30分ぐらいしてるんですね。

 noteやラジオ放送でもお話ししてきたのですが、私は運動がかなり苦手な方なんですね。

 運動しようとしてもですね、筋トレとかは三日坊主になりやすくて。

今のところですね、今日で五日目ぐらいですかね。

わたしとしては珍しく続いているようです。

きっとですね、夜という「刺激の少ない中でで歩ける環境」が自分にとって合っているようです 。

そしてこのウォーキングをしていてですね、一件ですね新しいお店を発見したんですね。

私は駅前近くを家から往復すると30分ぐらいになるので、それくらいの距離を歩いているんですね。

その駅前にですね、新しいからあげ専門店ができていたのですね。

何日か前に夜のウォーキング中に発見していたんですよね。

「あっ。おいしそう」と感じて、食べたかったんですね。

今日はですねそのからあげ屋さんのでからあげを買ってきて、お昼頃食べました。とても美味しかったです。

これは運動不足というか健康面も考えて歩き出したんですけど、そこから新しいお店発見して「からあげ屋さんできたんだ」となって、そしてからあげを買って今日食べたということなんですね。

 これは、からあげを食べる事は別に悪いことではないんですけども、運動のためにあるいた結果、からあげ屋さん発見して今日からあげを食べている「現実ができあがっている」んです。

私は普段駅の周辺を散策したりすることはないので、きっとウォーキングをしていなかったら、このお店もあることを知らずに、きっとからあげを買うこともなかったんだと思うんですね。

新しいことに取り組んだ結果、

ウォーキング→からあげ屋さん発見→からあげを食べている。

という今が生み出されたんですよね。

このようにですね、普段と違うことをした結果何か新しい発見をするという体験もついてくるんですよね。

今日はそんな行動変化から起きた結果を少し振り返っていました。

お店のひとによると29日の肉の日は安くなるらしいので、また買いにいきそうです。。

運動も継続してできるようにして、からあげばかり食べないようにしなきゃなぁなんて思ってます(;^_^A 揚げたては美味しいですね。



今回は「HSCと上手に同調(アチューンメント)するには」についてお話ししていきたいと思います。

 1.HSPについて

まずHSPについてお話ししていきますね。

1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。

科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。

そして博士はその敏感性の値が高い人を

HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。

HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。

エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。


【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人

そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。

5人に1人がHSPということになります。

そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。

HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。

さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。

これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。

危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためなんですね。


【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する


HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。

アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓


今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。

私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。

私の主観でお話していくこともあります。

そのように聴いて頂けると嬉しいです 。

この記事を通じて。

今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。

身近にいる人への理解になったり。

それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。

優しい世界になってほしいと願っています。

又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。

2.HSCと上手に同調(アチューンメント)するには

小さい時に必要な「愛着(アタッチメント)」というものがあるんですね。そこに深く関係していることが「同調(アチューンメント)」と言われているんですね 。

愛着と同調についての過去記事です。気になった方は是非ご覧ください↓



愛着とは例えば赤ちゃんであれば、 身近にいる親とまたはその特定の人との結びつきを愛着、アタッチメントなどと言うんですね。

そしてその愛着のあり方を愛着のスタイル(アタッチメントスタイル)などと言います。

そしてこの愛着と深く関わり合いがあるのが同調という部分です。

同調とは子供の興奮とか不安とか喜びなどの感情を近くの親が理解して共感して表現して返す、というような直感的な働きのことを同調というんですね。

同調はですね、例えば赤ちゃんと親との間では1分回に1回といった頻度で行われるほどなんですね。

そして今回お話しするのは、敏感気質な赤ちゃんはその親から同調されにくいところもある。というお話をさせていただきたいと思います。

第一の理由は親は「もっと強い子に育ってほしいな」という思いから、子供の苦痛とか不安と言うか、気持ちに十分に向き合えない場合があると言われているからなんですね。 

ただ、そうしていると子供は

「苦しみとか不安というのはあまり表現しちゃいけないんだな」

「他人にわかってもらえない感情なんだな」

と思ってしまうと言われています。

そしてこれは特に男の子にそう思いがちという風に言われているんですね。(アーロン博士の人一倍敏感な子供の著書より)

HSCは不安や苦痛は「受け入れてもらえないものなんだ」というふうに認識してしまうことがあると言われているんですね。

第二の理由に「HSCは幼いときから親の都合や不当な扱いに影響されやすい」ということが挙げられます。

 静かで従順な行動ばかり認められていると、親の顔色を見る子供になっていくんですね。

子供に「ダメだよ」という時は、その子が反論したりとか怒ったりするなど、自分の気持ちを外に出せるようにしてあげることが重要になってきます。

ただこれは、HSCの親が子どもにきちんと同調していないという意味ではないんですね。

完璧ではないにしても、十分ある程度はできているというように考えることができます 。

ただこういった相互作用を知っておくということでさらに行き届いた柔軟な子育てというものができてくるようになると言われています。

うまく同調できないと感じた場合は、集中できない原因とか、あるいは余裕がなくなってしまう原因をまずは解決してほしいとアーロン博士は著書で語っています。

ただ、子供に反応するだけではなくて、子供の反応を引き出すような取り組みをすると良いと言われています。

また、 ずっと親と子が同調していなきゃいけないという事はないんですね。

HSCは何事も深く、徹底的に処理するという気質を持っているので、HSCは「一人になりたいサインを出してくる」と考えられるんですね。

HSCにはそこに同調するといいと、アーロン博士は語っています。

愛着の安定性というのは、一緒にいる時間の量によって決まるのではなくて、子供の気持ちにどれだけ応えられるかによって決まると言われているんですね。

子供が一人になりたがっている時には一人にさせてあげるという事に同調する。

そうすれば、愛着というものが一層安定すると考えることができるんですね 。

一人になると別な面でも安定性が高まってくると思われます。

それは子供にとって「親がいないところでもいてくれる」と感じる機会になれるという部分があるんですね。

何かして欲しいと泣けば誰かが近づいて、気づいて助けてくれるということを学んでいくからなんですね。

子供が足りないと感じる前に、親が与えてしまったりするとそれはそれで子供の学びの機会を奪うことになってしまう可能性もあります。

私自身はですね、父親との同調がうまくいくことが難しかったなと思い出すことがあります。

それは父親が私に対して自分とは全く違う気質というものを持っているのだなと感じていたからかもしれません。

同じ同性の息子に対して違う気質があることにですね、「どのようには同調すればいいのかな?」とか、父親自身の不安も正直あったのだろうと思います。

ただ、私自身は静かにしていて、特に感情の起伏のない、「手のかからない子というところが認められているんだな」と感じていた部分があったと思います。

そのような心理的要因から親の顔色を見るような子供になっていた気もしています。

これは私の子供の立場だけの主観なので、もしかしたらですね、親からの主観もあるので、これがその通りな真実という状態ではないんですよね。

そういった相互作用を意識して、

「お互いを受け止め合っているのか?」

「愛着についてはどうかな?」

「最近あまり感情を子供は出さないけど、無理していないかな?」

とそういったところに意識を向けていけると、敏感気質の子供と向き合ったときに同調している、していないという部分の認識の差が埋まってくるのかもしれないですよね。 

今回は 「HSCと上手に同調(アチューンメント)するには」についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまたお逢いしましょう(^^)

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今回の記事でも参考にしているエレイン・N・アーロン博士のHSCの本です↓

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HSP心理カウンセラー じゅんさん
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