視点を変える・リフレーミング ①
こんにちは。 心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今日もですね。 暑かったですよね。 梅雨は何処へ…これはもう夏ですよね(;^_^A
なので、今日は私はアイスを買ってきました。バニラアイスです。
そして団子ですね。 3本で100円で売ってるゴマ団子も買ってきたんですね。
このバニラアイスをお皿にあけて、その上に黒ごま団子を乗せて食べました。
これが結構おいしいです。 たまに食べたくなるんですね。 この暑さを楽しみながら乗り越えていきたいなぁなんて思ってます。
今日はそんなことをしていました(^^)
今回は【視点を変える・リフレーミング】についてお話ししていきますね。
1.NLP
NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。
元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。
彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。
これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。
NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。
N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています
NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。
これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています。
NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。
2.視点を変える・リフレーミング ①
フレーム(額)…物事をみるときの視点
リフレーミング=フレーム(視点)を掛けかえること
人は同じ出来事を体験しても、体験の仕方が人によって異なりますよね。
また、同じこと・同じ人を見ても、 その評価は違っていますよね。
それは極端に言うと、対象となる人の「いいなぁ」と思う部分を見ている人と、「駄目だなぁ」と思う部分を見ている人がいるからですよね。
このように、同じことでも物の見方、捉え方が違うと全く受け止め方が違っていますよね。 このものの見方をフレーム(額)と言います。
皆さんにとって今の時期。梅雨。これはいい季節ですか?それとも嫌な季節ですか?
おそらくどちらとも言い切れないですよね。 この時期に咲く紫陽花が好きだと思っている人にとっては、待ちに待った季節かもしれません。
また、外出が楽しみの人にとっては、憂鬱な季節かもしれませんよね。
ものごとの価値を決めているのはあくまで状況なんですよね。
私は昔勤めていた職場で心身ともに疲弊して休職していた時期があります。
その時の私はどんな気持ちだったかと言うと、 何も行動する気もなく。
人生の何もかも全て終わった。
そんな風に捉えていました。
その後少し経って、「いやこの時期には何か取り組んだらどうなのかな?」と考えられるようになったんですね。
フレーム(視点)が変わってきていたんですね。
そして私は昔から行ってみたかった願望に意識が向くようになっていたんですね。
その後思いきって、私がしたかったことを教えてくれる先生がいる趣味の教室に電話をしました。
休職中に新しい取り組みをし始めました。
その経験は、私の人生において大きな体験を得るということになりました。
このように「休職=辛い」と捉えていた頃、休職中の嫌な面がたくさん見えました。
しかし「休職=良い機会だよね」と捉えてからは、休職期間の良い面が見えるようになってきていました。
このように同じ出来事であっても人の受け止め方が違ってくるんですよね。
これはフレーム(額)がかかっているからと考えることができます。そしてこのフレームをかけることを「リフレーミング」と言っているんですね。
私たちは毎日様々な出来事に出会って喜んだり、悲しんだりしていますよね。
私がお話した、「梅雨の時期」私が体験した「休職期間」のように、それぞれの出来事、それ自体の意味はもともとは何も色や形はついていない。透明のような出来事なんですよね。
この出来事の意味を決定しているのは、実は私自身。 私が掛けているそのフレーム(視点)ですよね。 これが決定していると言えます。
多くの場合「ダメだなぁ」と思っていることも、このフレーム(視点)を変えれば、良い点を見つけ出すことは可能になってくるんですね。
そして良い点を見ることができるようになってきたんであれば、その後の体験の仕方も変わってきますよね。
休職してる自分=辛い自分という視点で捉えている時は休職期間を体験している自分は否定的な自分であり、 休職のことを考える時は重く否定的な気分になっていました。
しかし、休職期間=チャンスだと思えるようになった時、私の中で良い意味を持つようになって、休職期間中でも前向きな気持ちで生活するようになっていきました。
ここでいう否定的な気持ちや前向きな気持ちは、頭で考えるものではなくて、身体でまたは胸・お腹で感じるものなんですね。身体感覚で現れてくるんですね。
このことについては過去の記事【動機づけやる気を出すコツ】の記事でお話ししていますので、気になった方はそちらを読んでいただけると嬉しいです。
そして動機・やる気は身体感覚で現れて、人間の行動に大きな影響を与えていることが分かってきているんですね。 これは逆に言うと、否定的な気持ちは行動を制限しているということになります。
このようにフレーム・自分が見ている視点が変われば、その物事の持つ意味が変わっていき、体験が変わり。行動が変わってくるんですね 。
行動の積み重ねが、私達の日常を作り出しているので、フレーム(視点)の変化は、大きな影響を与えることになりますよね。
私たちの脳は意識を向けたところしか見ていないという性質があるんですね。(くわしくは➡焦点化の原則)
見たいものしか見ていないんですね 。
私は昔に物事に対して嫌なこと=嫌な気持ちという反応をして。 そのままを受け入れていました。
しかしこのリフレーミングの考え方を取り入れることによって、自らフレーム(視点)を選択することが可能なんだなと気付いたんですね。
嫌だなと思う現象が起きたら、どのような視点で見るか?ということを考えて、選択して。
その先に好ましい気持ち・反応がある。
というように、自ら良い気持ちに向けるという意識になっていきました。
この取り組みが最善の方法なのか。その人の個性や、考え方。状況でも違ってきます。この方法だけが良いというわけではありません。
ただ、このような考え方も取り入れてみる自由。自分に合わなければ変更する自由。選ぶ選択肢はあるんですね。
最初は慣れないかもしれません。このリフレーミングはとても単純な手法ですが、自分の状態を変化させるための有効的な手法だと思っています。
リフレーミングは私たちの無意識のパターンに気付いて、自ら意識的に変えていける手法なんですね。
現状の苦手意識を変えるための手法になるかもしれませんよね。
今回は「視点を変えるリフレーミング①」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう (^-^)
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