情報を補う方法・メタモデル②
こんにちは。 心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
全国的に梅雨に入りそうですよね。
今日は午前中はこちらは晴れていたんですね。
ただ、午後から雨が降り出しました。
そして私は少しのつもりでベットに横になっていたんですね。
ベッドで気づくと3~4時間眠っていました。
起きた瞬間に「眠ってしまった…」と少し否定的な気持ちになったんです。
その後一旦落ち着いて。
「これは今日は気圧のせいだな」ということに注目してみる。
身体がそのように求めていたのだから、眠ってしまっても当たり前だった。
むしろ睡眠によって、体力が補われたことで
「これから活動的に動けるぞ」という認識に変えて、夕方から今日は活動開始しました。
このようにですね、意識的に「失敗してしまったな」と思いそうな時に
「いや待て待て。その物事はこんな捉え方もできるんじゃないかな?」
というような感じで捉えるようにしています。
そうすると自然にその後の行動も活動的になったりするんですね。
ただ、それでも気力と体力がついていかない時もあるのです。
そういう時はさらに寝たりします 。
無理な時は無理なんですよね。
その時の自分自身の気持ちは「どうしたいのかな?」というようにまず、自分に聴いてみたりして。
自分自身の無意識の思い込みを一旦、俯瞰してみる。
「フーッ。」と一呼吸おいて。
「本当はどんなことを感じてるのかな?どうしたいのかな?」
と自分の心と身体と対話をする。(これをフォーカシングと言ったりします)
これを習慣化できてくると、その後の行動も変わってきて自分の周りの環境も少しずつ変化することもあるんですよね。
今日はそんなことをしていました(^-^)
今回は【情報を補う方法・メタモデル②】についてお話しさせていただきます。
1.NLP
NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。
元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。
彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。
これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。
NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。
N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています
NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。
これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています。
NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。
2.情報を補う方法・メタモデル②
NLPという心理学的手法があります。これは脳の取扱説明書などとも言われています。
このメタモデルとは1970年代に、優れたセラピストのパターンを分析した理論のことをメタモデルと言います。
メタとはギリシャ語で「~を超えた」「全く違うレベル」などを意味する言葉です。
簡単に言うとメタモデルとはコミュニケーションを正確に取り戻していく方法のことです 。
このメタモデルについては、【メタモデル(NLP)①】という記事を書いています。気になった方はそちらを読んでいただけると嬉しいです。
そしてこのメタモデルで重要になってくる言葉をいくつか最初にお話ししますね 。
【メタモデルで使う表現】
• 表層部…言葉として表している部分
• 深層部…体験の全体
• 省略…情報の省略
• 歪曲…個人のフィルター
• 一般化…普遍的な同じ意味を持つ言葉
これらの言葉の意味がメタモデルでは重要になってきます。
そしてNLPでは、「地図は領土ではない」という表現があります。
これはNLPの基本的な考え方で、ここでいう領土とは実際の「現実の土地」を意味しています。
これは現実の体験とそこから出てくる言葉の違いを表していることなんですね。
「地図」が先にあって「領土」実際の土地ができたわけではないですよね。
では、領土が地図に変化するプロセスの中で何が行われたのでしょうか。
領土とは現実世界そのものの情報であって、膨大な量の大きさがありますよね。それに対して地図は縮小されていますよね。
もちろん地図は領土を表現していますが、同じではないんですね。
サイズが縮小されているので、情報の省略が行われているんですね。
そして実際の領土は土地によって凹凸があったり、人がいたり動物もいたり、天候もありますよね。
ただ、地図は平面に書かれていますよね。
例えば何かのガイドマップを見て、実際にその場所に行ってみたら、全く違った印象を受けた。
なんていう体験もあるかと思うんですね。
これをコミュニケーションに置き換えると、相手の言葉を聴いて、自分の頭の中で理解したつもりになっていることも、実は相手が伝えようとした体験とは全く違っていたということも多いと思います。
このように誰かの話を聴いた時に、勝手に自分の頭の中の地図でそれを理解したつもりになっていることも多いですよね。
人が言葉を使ってコミュニケーションを行う時は、必ず情報の省略化が行われて、その人の個性のフィルターで歪曲ということが起こって。
そしてさらに一般化された情報になっているというプロセスが行われています 。
このように言葉はその人の表層部なので、全ては伝わらず不完全な状態が生まれているんですね。
しかし、この不完全な状態を自覚することで、初めて私たち人間はそこに意識を向けて。
その状態を埋めようという気になれるんですね。まずは完璧にできていると思い込まずに、
「もっと相手の伝えたいことを理解できないかな?」
「もっと上手く伝えるにはどうしたら良いのだろうか?」と思えること。
その上で、このメタモデルを意識するとコミュニケーションをさらに正確なものに取り戻していけるのかもしれません。
3.メタモデルの2つのポイント
【メタモデルの2つのポイント】
①言葉は表層部にすぎないという事
②省略されて失われた情報を取り戻す事
ここでメタモデルのポイントを2つにしぼってお話しますね。
①言葉は表層部にすぎないという事
・これはつまり、話し手が伝える言葉は、地図にすぎず、その言葉の深い所にはもっと広い領土というものが、深層部にあるんだなと認識をするということです 。
②省略されて失われた情報を取り戻していくという事
・失われた情報はその人の深いところ深層部にあるので、 その省略、歪曲、一般化された情報に関する質問をすれば良いんだなと思うということになります。
これは相手の話を聴きながら、
「どのような内容が省略されていたのかな?」
「どのような個性のフィルターにかかった言葉だったのかな?」
と考えてみることなんですね。そうすると相手に聴く内容がわかってきたりします。
今回は情報を補う方法・メタモデル②についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう (^-^)
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