身体を後ろに反らせると腰が痛い人は〇〇が固い?
こんにちは。
奈良県生駒市 はぎの台整骨院
院長の松本一郎です。
今回は、身体を後ろに倒したり、反らせると腰が痛くなる方に向けた文章となっております。
身体を後ろに倒せない腰痛
のべ17年もの間、整形外科や鍼灸整骨院、当院でたくさんの方のお身体を診せてもらって、気が付いたポイントがあります。
同じ「腰痛」でも前に曲げたら痛い人もいれば、前に曲がるのは痛くない人もいる。右の腰だけ痛い人、お尻に近い腰だけが痛い人、脚のしびれも伴う人など、細かく分かれば本当に多様な症状があります。
そんな中でも身体を後ろに倒すと痛むタイプ腰痛の人には、ある特徴があります。
具体的には上の棚の荷物を出し入れする時に痛い、仰向けで寝て起きた時に痛い、ブリッジのような動きができないといったお悩みは、このタイプになると思います。
足首のアンバランスが原因
こういった方々の共通点として、足首が下に折れ曲がって固まっています。背伸びしたような形になっているということです。
昔ほったらかしにした捻挫の影響だったり、座る時に脚を重ねるクセなどの積み重ねで足首が下に向きやすくなったと思われます。
痛みのメカニズム
足首が下を向くと、ふくらはぎの筋肉が縮んで固くなります。同時に相反するはたらきをする前ズネ側の筋肉は引き伸ばされて力が入りにくくなります。足首の前後のバランスが崩れる事で、つながりのある筋肉を介して腰周り、特に骨盤に傾きを生んでしまいます。
足首のアンバランスが起因の腰痛に、湿布や注射やマッサージを行ってもその場しのぎにしかなりません。きちんと原因である足首のアンバランスを正し、身体を後ろに倒しても大丈夫な身体にしましょう。
改善方法 〜帯蹴り〜
やり方は簡単です!以下の動画を参考に、足首から膝の裏までを気持ちよく伸ばしてあげてください。
注意点
・我慢せず気持ちいい範囲で行う
・20〜30秒、息を止めずにおこなう
・お風呂上がりに行うとより効果的
その他、詳しいやり方は動画内で紹介していますので、是非ともご覧になってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今まで腰にばかり刺激を入れていた方からすると、意外なポイントを刺激することで、腰痛を改善できるという点に驚かれたのでははないでしょうか?
動画内でもお伝えしておりますが、お身体は本来、骨も筋肉も左右対称の作りですので、どちらも同じ角度まで動かせるようになっています。今もしどこかに左右差があるのであれば、邪魔をしている部分が存在しています。痛みがないからと放置をしておくと、いずれ痛みが起こり、ひどい場合は変形や手術といったこともありえます。
「少し気になるなぁ」くらいの段階から、正しい動きを取り戻せるようにご紹介させていただいたような動きをコツコツと積み重ねることで、数年後にはかなり大きな差になります。是非とも早い段階でお身体を見つめ直し、動けるカラダを手に入れていただきたいと思います。
腰痛にもさまざまありますが、今回は後ろに倒すと痛むタイプの腰痛に対する解決法でした。お役に立てましたでしょうか?
他の部位や他のタイプの腰痛対策も順次更新していきますので、楽しみに待ってもらえると嬉しいです。
はぎの台整骨院
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