薬草のお話/家庭菜園をして人生を楽しんでみませんか?
クラブハウスで毎週火曜日朝7時からビビデバビデブーという美容と健康ルームを毎回内容を変えて行っています。
今回のプレゼンテーション は薬草専門家 ERIKOさんです。薬草を身近に。意外に簡単にできる簡単にできるものをご紹介いただきました。
栄養価の高い貴重な薬草などあまりお店で販売されていないものや高価なものを自分で作ってみませんか?
むかご
山芋
アスパラ
明日葉
クコのみ
桑の葉
壺くさ
藤の花
葛の花
1.【むかご】
漢字で書くと「零余子」山芋の赤ちゃん
山芋は土の中にできますが『むかご』はツルの葉の付け根にできます。
主な栄養素としては、消化酵素の「アミラーゼ」
成長ホルモンの分泌を促したり、免疫力を高めると言われている「アルギニン」そして新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用のある粘り成分などが挙げられます。 このように、むかごは山芋と同様に栄養価が高い食材
粘り成分が免疫力をアップさせ、胃炎や胃潰瘍を予防します。
疲労やドライアイの改善にも役立ちます。
・アミラーゼ:消化酵素が食事の時の胃もたれや胸やけを解消して、消化不良を予防。でんぷんを含む炭水化物などと一緒に食べると、消化不良による胃もたれや胸やけを解消できるでしょう。
・アルギニン/必須アミノ酸 :
成長ホルモンの分泌を促し美しい肌や筋肉の維持、生殖の可能性を高めます。
豊富に含まれるため山のウナギと言われます。
誰もが年を重ねても、美しい肌や筋肉を維持して生殖の可能性も保っていたいものです。これらのことには成長ホルモンが深く関わっているので、アルギニンを摂取することで近づくことができるでしょう。
・ムチン:
むかごの粘り気はムチンというたんぱく質と多糖類のガラクタン、マンナンなどが結合したものです。
ムチンは胃、鼻、口、呼吸器の粘膜に含まれ、胃酸から守ったりウィルスの侵入も防ぎます。
たんぱく質の吸収を促進させる働きも持っているため、疲れた時は積極的に摂取すると良いでしょう。
たんぱく質は筋肉、内臓など身体の組織の元になる成分なので、筋肉や内臓の働きを衰えさせないことで疲れにくい身体ができてきます。
そしてムチンは人間の涙にも含まれていて、
優れた保水力を持っています。
ドライアイを改善させる効果があります。
このようなムチンの抗ウィルス作用や粘膜保護、
疲労を回復させることでエネルギッシュに活動できるでしょう。
むかごは皮を剥かず食べる食材なので、
調理する時に手間いらずなのも良いところです。
皮つきで食べることで、栄養価も増すので一石二鳥
参考引用https://lettre-du-nature.com/archives/11169
2.【山芋】
山芋の葉っぱもお勧め
若い葉っぱぬるぬるしていて独特の食感。
お浸しのようにして食べると独特なものになり珍しいし栄養価もあり美味しいものらしいです。食べてみたいですね。
3.【アスパラ】
花言葉/勝つ
アスパラガスは新芽を収穫するので比較的病害虫の被害が作物へ響きにくく、一度植え付けると何年も収穫することができる特殊な作物です。植え付ける場所は、その後10年近くアスパラガスに専有されることを念頭に、畑の隅を選んでおき、毎年収穫できる新芽を楽しみましょう。
参考引用 https://agri.mynavi.jp/2020_11_17_139136/
4.【明日葉】
学名Angelica keiskei
科・属名セリ科・シシウド属
英名Angelica
原産地日本 開花期8~10月 花の色 黄緑、白
別名八丈草(ハチジョウソウ)
明日穂(アシタボ)
参考引用 https://horti.jp/14799
『旺盛な活動力』『未来への希望』
未来への希望」は、摘まれても次の日にはすぐに伸びだす葉っぱのたとえからきています。
葉っぱを摘んでしまっても、次の日には若葉が伸びだすほど生長が早く、繁殖力が強いことから「明日葉」と名付けられました。
Angelicaは、ラテン語の「angelus(天使)」が語源となっており、
強心剤のような効き目のある植物がAngelica属の中にあることから、
死者を蘇らせることができるかもしれないということで付けられました。
明日葉は、江戸時代から滋養強壮によい薬草として知られ、根は朝鮮人参の代用として利用されてきました。アミノ酸をはじめに、β-カロチンやビタミンB群、ビタミンCなどの「ビタミン類」、カリウムやゲルマニウム、鉄分といった「ミネラル類」、
食物繊維や葉緑素などの栄養素を含んだバランスのよい野菜です。青汁の原料としても親しまれており、優れた健康食品として近年注目されています。
・カルコン
明日葉の主成分です。ポリフェノールの1種で、アンチエイジングやむくみ防止、セルライトの解消といった女性にうれしい作用があります。また、動脈硬化、糖尿病、高血圧といった成人病の予防や抗菌作用によるアレルギーの抑制など、さまざまな効果が期待できます。
・クマリン
カルコン同様ポリフェノールの1種です。抗菌作用や抗酸化作用が期待できるほか、血流改善やアルツハイマーの予防効果があります。
・ルテオリン
利尿作用によるむくみの改善やガン予防の効果が期待できます。
・β-カロチン
体内でビタミンAに変換される物質で、含有量はトマトの10倍ほどあります。美肌や免疫力アップや発ガン抑制などの効果があるほか、視力アップや風邪予防、乾燥肌の予防改善、動脈硬化やガンを予防の効果も期待できます。
・食物繊維
含有量はレタスの5倍もあり、便秘や肥満予防、コレステロール値抑制などの効果があります。
・ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、銅、リン)
骨粗しょう症予防や骨の強化、貧血予防改善、心疾患予防、疲労回復や二日酔い防止などさまざまな効果が期待できます。
健康によいとされ、青汁にも用いられる明日葉。生育旺盛なことから、家庭菜園のビギナーでも簡単に育てられる野菜です。おひたしや天ぷらなどにして食べることもできますよ。家庭で育て、健康とガーデニングの両方を楽しめたらすてきですね。ぜひ、栽培してみてください。
5.【クコの実】
中国では滋養強壮に良いとされ、「不老長寿の薬」といわれているクコの実
栽培すると、11月にはつやつやとした赤い実が収穫でき、乾燥保存すれば一年中食べられるようになります。
クコの実の効果・効能
世界三大美女のひとり、楊貴妃が毎日食べていたといういわれのある美容フード、クコの実。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ニコチン酸(ビタミン3)や、カロテノイドの一種ゼアキサンチン、アミノ酸
夏目漱石の小説『草枕』の一節には、「家の南面に枸杞(くこ)の生け垣を植えると、病人が出ない」というくだりが見られます。
昔から人々に親しまれてきたクコの実。
一日5~10粒以内くらいを目安に食べるといいのだそうです。
さまざまな健康効果も期待できるうえ、赤い小さな実が料理にも美しく映えていいですね
6.【桑の葉】
血糖値抑制
血管洗浄(血液サラサラ)
血圧抑制
コレステロール吸収
などあらゆる効果・効能が実証されており、特にビタミン・ミネラルについては青汁の2倍以上の成分が含まれているというデータもあります。
7.【ツボクサ】
和名は壺草 セリ科
坪は庭の意とのこと。つまり、庭や道ばたに生える植物を意味すると牧野は述べ、同時に靫に似ているので命名されたものでないと触れている。また、別名にクツクサがあり、これは葉の形が馬のわら靴に似るためであろうとしている。
医療の世界ではゴツコラ (gotu kola) の名で呼ばれる
地表を這い回る全体にやや硬く、無毛または多少の毛がある。また、茎や葉柄が往々にして赤みを帯びる。
日本では本州の関東以西から琉球、小笠原にわたって見られ、国外では朝鮮、中国から熱帯アジア、南アフリカ、アメリカに分布する。道ばたや野原などに普通に見られる。
輸出品目としての乾燥ツボクサはマダガスカルが最大の産地であり、他にタイやインドネシアなど東南アジア諸国で医療用・食用として栽培されている
中国では「積雪草」と呼ばれ、全草を解熱・利尿・止血薬として用いる
特に神経と脳細胞を活性化する効果があるとされ、その他にも効能として鎮静作用、抗菌作用、解毒、止血、利尿薬のほか、皮膚細胞の再生、記憶力を高め老化や老衰を遅らせる、認知予防、血液循環の改善、肌のトラブル改善など、さまざまな効果が期待されています。
ハンセン病など潰瘍性皮膚疾患の治療につかわれていた。また、神経系や脳を活性化する強壮剤として高齢者に処方されている。
欧米のハーブ医療では18世紀にイタリアで強皮症の緩和のために処方されて以来、現代に至るまでツボクサは利用されている。研究によってツボクサの主要成分であるトリテルペノイド化合物には抗酸化作用があると考えられ静脈瘤、下肢腫脹といった循環器系の治療に利用されている。また、ツボクサにはやコラーゲンの生成や、皮膚の結合組織の主成分である繊維芽細胞の活性化を促す効果があると考えられ創傷や乾癬といった外傷の治療に用いられている。
8.【藤の花】
藤の花の香りには、筋肉の緊張を和らげて疲れを癒してくれたり、痛みを和らげたり、頭をスッキリとさせる作用があるそうです。
『抗酸化効果』とは・・・
体内にある活性酸素によって、
私たちの身体にはシミやシワができて 老化していきます。
また 活性酸素は ガンや糖尿病、動脈硬化などの 生活習慣病の原因ともなっています。
この活性酸素による酸化を抑えることを『抗酸化』といいます。代表的な抗酸化物質には「ビタミンC、ビタミンA、コエンザイムQ、フラボノイド系ポリフェノール、イオウ化合物、カロテノイド」
藤の花の花言葉・・・
『優しさ』『歓迎』『決して離れない』
『恋に酔う』
学名 Wisteria floribunda
科・属名 マメ科フジ属
別名 野田藤(ノダフジ)
英名 Japanese Wisteria
原産地 日本
開花期 4~6月
花の色 青紫、紫、ピンク、白
誕生花 4月5日、4月29日、5月31日
質問タイム
♦︎葛の花の使い方を教えてください
乾燥させれば漢方薬「葛花」となりますが、そのままフレッシュな状態、もしくは冷凍して保存しておけば、ハーブティーとして楽しむこともできます。良い香りで紅茶に入れても。または酢漬けなど。
9.【葛の花】
「クズ(くず・葛)」の花言葉は「芯の強さ」「快活」。
由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、日常生活活動時や運動時(3.5メッツ程度のもの)のエネルギー消費を高める機能があることが報告されています。 また、肥満気味な方の、体重やおなかの脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。
葛の花が咲くのは8月から10月にかけて。
葛は秋の七草の一つでもあり、赤紫色でとても良いにおいの花をつけます。
♦︎レモンに実がならないどうしたらいい?
剪定をしたり筆やブラシティッシュなどを使って人工授粉をしてみましょう!
レモンの香り 効果
レモンの香りは疲労を軽減させます
頭をすっきりさせたりリフレッシュしたい時にピッタリ。葉っぱを使ってお茶にしたり
爽やかな香りを嗅ぐだけでも元気になれますし癒されますね
レモンの木を持っている方は、レモンリーフティーをされるといいですね。なるべく若い葉っぱをハサミなどで刻んで2.3分蒸らして出来上がりです。
お魚やお肉のオーブン料理に入れてもいいですよ。
お客様が来られたら庭のレモンの葉っぱからのお茶やお料理でもてなされたら素敵ですね。
天然自然の植物には、人間には計り知れない力(パワー)がありますね。
甘い香りをかぐだけでも、心は癒やされるのに、
身体のなかの「活性酸素を抑制・消去」する作用もあるとはこういう暮らしを取り入れて心身ともに 健康になりましょう!
今回は薬草を家庭菜園に取り入れ健康で美しく生きていく人生を豊かにしていこうというお話でした。ありがとうございました!
美容や健康に興味のある方
是非、クラブハウスBIBIDEBABIDEBOOO〜も
是非聞いてみてくださいね!
毎週朝火曜日7時からです。
無料ですしお耳だけでも、美容のお稽古場としてぜひ参加してみてくださいね!
そのほかクラブハウスでルームをいくつか開催しています。ぜひクラブハウスの方でもつながっていただけたら嬉しいです。
@reihawaii
私は10年前から心と体を元気に美しくの活動の一環でウエルネス事業も行っています。
ヨガの講師もしています。
そもそも自分が大きな病気をした経験により食物・運動・漢方・韓方・ハーブなどを研究してきました。
これからも自分の身に起きた経験などをお伝えし次のどなたかのお役に立てればと思います。
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