久しぶりに長田弘さんの詩を読む。次から次へと賑やかに、リズム良く、冬から春へ、夏へ、台所から街へ、丘へ、海へ。私たちは言葉を食べて生きている、と。素材も大事で料理も大事。急がないで絶望しないで、コーヒーを淹れてピーマンを焼く。言葉を詩として残してくれたひとたちの、言葉を食べる夜。