舟越桂-森の声を聴く_酒井忠康 ・存在していた時の付随する匂い、雰囲気、思いみたいなもの全部が醸し出されてくるように作りたい ・静かにある方が人間の全体像すべてを言える気がする ・砂漠の民や漁師のまなざしに、ときとして哲学者との共通性を感じる ・夢は絵で描けるけど彫刻では作れない
余白と照応 李禹煥ノート_酒井忠康 ・作品は「無の場所」。余白とは他者との出会いによって開く詩的で批評的で超越的な空間 ・西洋の否定哲学は「虚無」。東洋の肯定哲学は「余白」 ・石は「野放しのまま」の自然、鉄は「飼い慣らされた」自然 ・版画は類似性を持った一枚一枚オリジナルなもの