人気の記事一覧

AIに、再確認のため、「世界の軽水炉の数、PWRの数、BWRの数は、どのくらいですか」と質問 AIの回答内容は、両者合計で100 %にならず、80 %であり、いくら約と表現しても、間違いではありませんが、誤解を招く表現であり、違い過ぎており、AIの間違いの原因を調べてみます

研究ノート 日本は、地理的に、いくつかのプレート上かその附近に位置しており、地震や津波の影響を受けることが、世界の立地条件と本質的に異なる点であり、問題は、耐震解析と耐震補強解析と耐震工事の信頼性にあり、設計・施工・施設管理の信頼性にかかっており、不確実性の中にあるというのが偽りのない評価結果で、世界の半ば常識になりつつあることも、日本の特殊性からすれば、日本の常識にはならないことに留意すべき

研究ノート 私の著書では、1990年代初めから、原子炉圧力容器の脆性遷移温度の設計基準値や実測値や緩めた基準値について、記してきましたが、AIに、「米国軽水炉のいまの脆性遷移温度の基準値は何度ですか」「280 °Fは何度Cですか」「軽水炉のいまの脆性遷移温度基準値は、約280°C でなく、280 °Fではないでしょうか、そうでないとおかしいのです」と質問 私のこれまでの長い文献検索から、ついに、米国軽水炉の80年間運転の決定的な根拠が解明でき、それは、・・・

¥300

研究ノート 日本の発電用原子炉=軽水炉の数は、福島第一原発事故前の半数(まだ、審査申請していなくても、可能性のある物も含め)になり、実質的には、原子力開発(国産動力炉開発)にも、米導入技術=軽水炉の的確な運用にも、失敗しており、根底には、意味も分からず、それらしき真似事をしてきた欧米文化依存主義があり、・・・

研究ノート 米国の多くのPWR(BWRでは、原子炉圧力容器部の0.1 MeV以上の中性子束が、PWRよりも一桁低いため、問題ない)では、緩めた技術基準ギリギリで運転継続しており、その根拠は、過去の運転記録から、具体的には、最近の30年間の運転実績から、加圧熱衝撃(PTS)などの急冷現象が発生していないため、さらに緩める必要は、ないと判断しているものと推定され、そのような、世界初の試みは、軽水炉を生み出した米国のエンジニアだからこそできたこと、20年寿命延長ほぼ全基、いまのところ、40年延期13基

日本の原子力開発は、1950年代半ばから本格化し、実験装置や研究テーマ・研究方法まで、米国依存主義であり、60年代初めには、試験用軽水炉(GE社製BWR、JPDR)の導入、そして、米国でも、まだ、商業用軽水炉が数基しかない60年代半ばには、すでに、敦賀1、福島第一1、美浜1の契約をし、わずか、半年間の安全審査期間で合格、建設期間5年間で、70年代初めに商業運転開始と、米国技術依存主義

「茨城新聞」担当社説「時論」掲載論文集 第33回 2022.2.6掲載 (掲載時のまま)

¥100

MOX燃料の危険性,原発体制を維持していく無理と難題(2)

「茨城新聞」担当社説「時論」掲載論文集 第2回 2010.2.4掲載 (掲載時のまま)

¥100

私は、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、意思疎通のため、癖を知り尽くすため、「米国における原発寿命延長の審査指針について教えて」「米国で80年間の運転許可がなされた原発名を教えて」「80年間運転の許可理由を教えて」と質問、米国では、大部分が20年間の寿命延長、最も先行しているのは、80年間の運転許可で、6原発13基が認可、私は、20年間の寿命延長止まりであり、その先はなく、廃炉であろうと考えていましたが、米国の80年間の運転認可に、懐疑的

軽水炉の現状、歴史、今後の展望を最新ニュース(12月29日付)に絡め、簡単まとめ

研究ノート 日本は、なぜ、原子力開発に失敗したのか? ー福島原発事故につながった致命的欠陥ー

¥300

Trovatoreさんの質問「原子炉級プルトニウムでも実戦配備可能な核兵器は作れるというのは常識らしいですが、原子炉級プルトニウムで核実験が行われ成功した例は一回でもあるのでしょうか。できるできると放言しているだけでしょうか」への回答 世界で、核兵器を保有している国は、プルトニウム生産専用炉(天然ウラン燃料、重水減速重水冷却)で、プルトニウムを生成しており、軽水炉燃料の再処理で抽出したプルトニウムを使用した記録はなく、この事実は、誰々の主張が、嘘か本当かの判断の根拠になります

液体燃料炉が不採用になった背景を踏まえた次世代への流れ

私は、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、意思疎通のため、癖を知り尽くすため、「米国の原発寿命延長の判断基準は何」と質問、AIの回答は比較的良く、私の分析では、米国軽水炉数の90 %は、20年の寿命延長認可を受け、暦年で、設計寿命40年+寿命延長20年=総運転期間60年となっており、今後、多くの軽水炉が、60年の運転期間を超えるため、さらに、再寿命延長20年の申請、すでに、4基の軽水炉で、総運転期間80年認可済み

¥300

欧米日では、軽水炉の設計余裕度の検討を始め、1990年代には、20年の寿命延長が可能との結論に到達し、日本では、1990年代半ば、原電編『敦賀1高経年炉報告書』、関電編『美浜1高経年炉報告書』、東電編『福島第一1高経年炉報告書』の公開、内容は、機密情報の設計条件を示し、実際の運転期間内に発生した事象をすべて定量化、そのデータを設計寿命の40年時点に単純外挿、さらに、20年の寿命延長に単純外挿し、大きな余裕度が残されていることを論証した内容です

核エネルギーの軌跡:過去、現在、そして未来への道

研究ノート 原発の寿命延長の的確な判断のために必要な歴史的文献や日米寿命延長制度的比較や寿命延長の論点についての考察、あえて、世の中の無知を正す

¥100

研究ノート 正常停止の商業用軽水型原発の解体撤去は、これまでの廃炉過程の情報を総合的に検討してみると、ドラスチックな変化はなく、昔の単純な延長線上にあるように思える

¥100

ウクライナ ザポロジエ原発で何が起こっているのか 日本の原発「武力攻撃を想定していない」

¥100

1970年代に運転開始した100万kW級軽水炉の建設費は、約3000億円、2000年頃の136万kW級新型軽水炉は、4000億円、今のEURは、5000億円、表面的には、差があるように見えますが、数字は、直接比較できず、当時の物価指数で補正しなければならず、その結果、差は小さい。

#492 次世代原発、日本は従来型を改良

1970年代初めに運転開始した50万kW級軽水炉の廃炉費用が、当時の推定では、建設費(1500億円)の三割(450億円)でしたが、いま、実際には、五割(750億円)もかかったため、おかしいと言う人がいます。当時と今の物価指数を無視した話。すべてを今に規格化すれば合理的になります。

軽水炉は、米国で開発された技術であり、米国は、カリフォルニア州を除き、地震や津波の恐れはなく、そのような技術システムを日本に技術導入し、東大や原研の米原子力規制や文献の解釈至上主義者は、それらの解釈ですべてを知ったと勘違いし、半年間の審査期間で認可してしまいました。失敗の始まり。

自動停止 制御棒落下 原子炉内 4号機 高浜原子力発電所 関西電力 2023.01.30 日本 福井県 大飯郡 高浜町 20230307

寧辺核施設の熱映像分析(CSISの記事)

それでも原子力をあきらめられない理由

令和4年度 下期 第3種 電力 問4

¥100
1年前

日本の原発を完全に止める方法

(続き)そのような状態が約半世紀続き、福島事故に遭遇し、東大や原研などの審査委員は、自然災害の深さを認識し、それまでの安全規制や審査指針の誤りに気づきました。福島事故の経験は、あまりにも大きく高い勉強材料でした。日本国民、特に、福島県民には、受け入れ難い現実でした。