青森県ではAIによるマッチングシステムを2022年から運用開始、結婚への出会いを支援している。現在の登録者数は921人。昨年7月の初対面から9か月、今年4月に結婚、10組目となる記念セレモニーが行われた。少子化対策として子育て世帯の支援も必要だが、入り口の結婚支援はもっと必要だ。
政府は「異次元の少子化対策」を打ち出し、子育て支援を強化すると公表した。子育て支援も大事だが、根本的に、若者の結婚・出産を増やさなければ出生率は上がらない。各自治体には「地域少子化対策重点推進交付金」の制度があり結婚支援も行っているが、もっと広報・周知は積極的にやるべきだろう。