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当たり前の人生を当たり前に送れる支援をそろそろ考えよう
夕方から、去年結婚した利用者さん夫婦のコミニュケーション相談及び課題整理と講義、みたいな対応をしてました。
ちょうどお昼、当事者の恋愛にまつわる話をしこたましてきた後だっただけに、なかなかタイムリーな感じ😅
仕事や生活、お金なんかは、生きていくためのセーフティネットだから、というのもあるんでしょう。様々な支援が国の法律によって整備されています。
ここをきちんと整備することは確かに絶対に必要だと思います。
ただ、何故だか彼らのQOL(生活の質)を上げるための支援って、そんなに整備されてないような気がするんです。
当事者の方の出逢い、恋愛、交際、同棲、結婚。
一人暮らし、夜遊び、旅行、などなど。
僕らも人生において経験してきたであろう、人生を楽しむためのスキルというか、試練というか笑。
その経験値を踏んでいくことや、それを嗜む事にはどうもそんなに支援はしてもらえない。
国の制度に位置づけろ、とは全然思わないんですけど、「そこは自分達でどうぞ」って手を離すのはやっぱり少し違う気がして、どうにかそこの支援のカタチを作れないものかと考えてしまいます。
障がいがある事で、人生の経験値を積むための機会に恵まれないのがなんか違和感なんです。
人の輪の中で暮らして
異性を好きになる事を知り
恋愛を覚え
時に夜遊びをし
酒を飲んだり飲まれたりし
ひとり暮らししたり同棲したり
結婚したり
そんな経験をするのか「当たり前」になっちゃダメなんかな?と思うんです。
そんな事を考えてあれこれやってたら、就労移行支援者ではなくて、「婚活アドバイザー」って呼ばれかねない事が、今日参加させていただいた保護者とのコンセプトカフェというイベントで判明したので、そのうち肩書きが変わるかもしれない事を覚悟しようと思った1日でした。