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結婚支援…役所にしてほしいですか?

田舎の市役所にいると、なんでもかんでも市役所を頼りにしてくるケースがよく見受けられるんですが、どこまでやるかの線引きが難しい部分があります。

時には「市役所がここまでやるの?」と思ってしまうこともあって、最近で言うと、結婚支援。

官製婚活みたいな言葉もあったりしますが、市役所が結婚相談所の役割を果たそうみたいな取り組みもたまに見られます。田舎の市役所としては、結婚して子どもを産んでもらって人口増加というのがその施策の狙いだったりします。

…が、最近では結婚の形も多様化してきており、一概にこれが正解というものもない中で、市役所が1つの結婚の形のみを支援していいのかなと個人的には思います。

そもそも結婚を支援してくれと言って市役所に来るひとっているのか?私ならまず行かないと思います。市役所で結婚支援してるならちょっと行ってみるか…そうはならないような気がします。親や周りが行けと言っても結婚するのは本人の問題ですから、その状態で相談に行ったところで…。

おそらくこういう施策ってみんなが良かれと思ってやってるけど、結局誰のニーズも満たされない地獄のパターンに陥るものだと私は感じます。

このような結婚支援するくらいなら、義務教育で「恋愛」の授業でもやったほうが可能性あるんじゃないかなと(それはそれで時代には逆行しそうですが…)

そもそも市役所って結婚支援までやる余裕ないと思うんだけどなぁ…わりとヒマなのかな?
10年働いていても実態はよくわからないままです。

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